“more than imaginable ITソリューションとモダリティの融合”をテーマにしたブースでは,「SYNAPSE」を中心に展示が行われた。国内1000施設が導入したSYNAPSEは最新バージョンが紹介され,3D画像処理機能のデモンストレーションが行われた。このSYNAPSEはロゴが変更となり,同時にいままでとは位置付けが変わった。“Image CENTRIC コンセプト”という考えのもと,放射線部門以外の検査も含め統合的に画像を管理するSYNAPSE SCOPE,カンファレンスや教育・研究目的に画像を管理するSYNAPSE Conference,検査レポートを管理するSYNAPSE Result Manaer,遠隔診断のためのSYNAPSE Teleradiologyといった機能が設けられた。
このSYNAPSEに米国プロソルブ社買収により開発された循環器部門向け医用画像管理システム「SYNAPSE CardioVascular」を発表。内視鏡・病理部門システムの「nexus」シリーズや,画像解析システムの「SYNAPSE VINCENT」と組み合わせて診療価値を生み出していくとしている。また,地域医療連携についても,診療所向けのITソリューションである「C@RNA」とSYNAPSEの連携についても積極的にPRしていた。
一方,モダリティでは,昨年発表されたデジタルマンモグラフィ「AMULET」を展示。同装置は,50μmの画素サイズを実現しており,高い画質が来場者に評価されているという。マンモグラフィ関連では,「FCR PROFECT CS」に接続できるコンソールの新製品「MAMMOASCENT AWS-c」を展示していた。
SYNAPSEを中心に展示されたブース |
SYNAPSEのデモンストレーション |
SYNAPSE VINCENT |
SYNAPSE CardioVascular |
AMULET |
MAMMOASCENT AWS-c |
|