JRC2009に併催する国際医用画像総合展(ITEM2009)の開会式が,4月17日(金)の9時30分より行われた。横浜市消防音楽隊の演奏が繰り広げられる中,日本ラジオロジー協会 (JRC)の遠藤啓吾代表理事,第68回日本医学放射線学会(JRS)総会の山田章吾会長,第65回日本放射線技術学会(JSRT)総会の小水 満大会長,第97回日本医学物理学会(JSMP)学術大会の齋藤 秀敏大会長,日本画像医療システム工業会の猪俣博会長が来賓として出席した。JRCの遠藤代表理事,JIRAの猪俣 博会長からの挨拶の後,来賓によるテープカットが行われ,3日間にわたるITEM2009 が開幕した。
昨年末来の世界同時不況の影響は医療機器業界も例外ではない。その最中に開催される今回のITEMにはいままでにはない意義があると思われる。各社がどのような戦略と方向性を発信してくるのか,今後を見極める鍵となりそうだ。 猪俣会長は挨拶の中で,現在の厳しい経済・社会環境が放射線医療の原点を考える良い機会になると述べた。これまで放射線医療は時代のニーズに応え,道を切り拓いてきたが,今後もさらに人々に貢献するためにJIRAとしても頑張っていきたいとした。 |