グローバルビジョン“Healthcare Re-imagined.”を掲げたGEブースでは,ガーネットの分子構造を応用した新開発のGemstone検出器を搭載した高分解能CT(High Definition CT:HDCT)「Discovery CT750 HD」と,3T MRIの最上位機種である「Signa HDxt 3.0T」を中心に,各コーナーにフラッグシップモデルとなる製品が展示された。CTは,実機は展示されなかったものの,新製品として64列CT「Light Speed VCT VISION」が紹介された。これは,「DiscoveryCT 750HD」の技術をとり入れたモデルであり,従来では不可能だった500 slice 4Dを低被ばくで実現する製品として開発された。また,Interventional & Surgeryのコーナーでは今回,約2年ぶりの新製品として,新画像処理技術“ダイナミックレンジマネージメント”により血管およびステントグラフトなどの視認性を格段に向上した移動型X線外科用イメージ「OEC 9900 Elite」が紹介された。このほか,実機は展示されなかったが,核医学では16列CTを搭載し腫瘍検査に優れた特性を持つPET/CT「Discovery PET/CT 600」,Interventional & Surgeryでは多目的X線撮影装置「Innova 2100IQ Pro」,「Innova 3100IQ Pro」,「Innova 4100IQ Pro」などが新製品として発表されるなど,全体的に新製品が多く,勢いを感じさせる展示となった。
ブース受付 |
Discovery CT750 HD |
Signa HDxt 3.0T |
OEC 9900 Elite |
Discovery PET/CT 600のモックアップ |
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