ユーザーが導入しやすく,かつ操作も容易な製品である意味も込めて,“Easy,Simple...Solution”をテーマに掲げた。ブースは,PACS/Report Solution,Clinic Solution,Digital Mammoraphy Solutionなどのカテゴリーにわけ,来場者の要望に合わせてわかりやすく製品を展示した。新製品では,発売前であるが前バージョンと比べて高度な解析ツールや高速3D画像処理などが可能になったPACS「Kodak Carestream PACS V11 PowerViewer」を紹介した。このほか,2段トレイを標準装備し,用途によってフィルムサイズを使い分けることも可能なマンモグラフィ対応小型テーブルトップ・ドライドライイメージャ「CARESTREAM DRYVIEW 5850 Laser Imager」(初秋の発売を予定)や放射線治療の位置決め用の撮影に使用するCRカセッテ「Kodak DirectView CR Cassette TypeU」が展示された。Kodak DirectView CR Cassette TypeUは新たな完全密着構造の採用により,画質の向上が図られている。CRシステムでは,CRモニタ上で距離計測や角度測定などが可能な最新のソフトウェアVer.5.2を搭載した「Kodak DirectView CR975 System」と「Kodak DirectView CR Elite System」が展示された。また,会場の入り口に面した目立つ位置にAnalog Solutionコーナーを設け,アナログフィルムの新製品「PFJ Plus Film」を展示。アナログフィルムの開発にも継続して力をいれていくという姿勢を来場者にアピールしていた。このほか,新たな展開として,画像データの外部保存サービス「Kodak Carestream eHealth Managed Service」の概念が紹介されていた。
Kodak Carestream PACS V11 PowerViewer |
CARESTREAM DRYVIEW 5850 Laser Imager |
Kodak DirectView CR Cassette TypeU |
Kodak DirectView CR975 System(左)と
Kodak DirectView CR Elite System(右) |
PFJ Plus Film |
Kodak Carestream eHealth Managed Service |
|