ITEM in JRC 2010

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■ 国産メーカー初の3T MRI「Vantage Titan 3T」を発表―東芝メディカルシステムズ
Vol.34 [4月10日(土)]

  東芝メディカルシステムズのキャッチフレーズは「Viewing More is Doing Better」。今年は3T MRIの「Vantage Titan 3T」が日本で初展示されたほか,CTやX線循環器診断システムなど多くの実機展示が行われ,活気あるブースとなっていた。

  ブース全景。今年は会場が狭くなったことと来場が多かったことで混雑していた
ブース全景。今年は会場が狭くなったことと来場が多かったことで混雑していた

●MRI
国産メーカー初の3T MRI「Vantage Titan 3T(以下Titan 3T)」を展示,同製品は4月9日から販売が開始された。Titan 3Tは,開口径71cmを実現し検査環境の向上を図っているほか,3T MRIの課題とされていた躯幹部の画質を「Multi Phase Transmission」で向上させている。また,1.5Tで定評のある静音化機構「pianissimo」や非造影MRアプリケーションなどこれまで培ってきた同社のMRIのノウハウを搭載している。


3T MRI「Vantage Titan(TM) 3T」。こちらも常に注目を集めていた
3T MRI「Vantage Titan 3T」。こちらも常に注目を集めていた

71pのオープンボアがひとつの特長。実際に入って確かめてみると,目の前の空間が広く圧迫感がない
71pのオープンボアがひとつの特長。実際に入って確かめてみると,目の前の空間が広く圧迫感がない

●CT
160列のヘリカルスキャンが可能なArea Detector CT「Aquilion ONE Volume Evolution Edition」を展示。従来のAquilion ONEでは,ヘリカルスキャンは64列だったが,Volume Evolution Editionでは,160列でのVolume Helical Scanを実現,体幹部を約4秒でスキャンができる。また,「心筋パーフュージョン」「ボディーパーフュージョン」「Dual Energy」などのアプリケーションを搭載する。


160列のヘリカルスキャンが可能なArea Detector CT「Aquilion ONE Volume Evolution Edition」
160列のヘリカルスキャンが可能なArea Detector CT
「Aquilion ONE Volume Evolution Edition」
心筋パーフュージョンなどの多彩なアプリケーションを紹介
心筋パーフュージョンなどの多彩なアプリケーションを紹介

●その他
先日発表されたハイブリッド手術が可能なX線循環器診断システム「Infinix Celeve-i INFX-8000V」,同社の超音波診断装置のフラッグシップ機であるAplio XGの機能をコンパクト化した「Aplio MX」,モダリティメーカーならではの機能と使い勝手を追求したPACS「RapideyeCore」の新機能などが紹介されていた。


ハイブリッド手術に対応する「Infinix Celeve-i INFX-8000V」。傾斜(チルト)が可能なカテーテル用寝台が特長
ハイブリッド手術に対応する「Infinix Celeve-i INFX-8000V」。傾斜(チルト)が可能なカテーテル用寝台が特長
ユーザーのニーズから生まれた超音波診断装置「Aplio MX」。高機能をコンパクトにというのが大きなポイント
ユーザーのニーズから生まれた超音波診断装置「Aplio MX」。高機能をコンパクトにというのが大きなポイント
PACS「RapideyeCore」,モダリティメーカーのこだわり,ユーザーの使い勝手を追求した新機能を搭載している
PACS「RapideyeCore」,モダリティメーカーのこだわり,ユーザーの使い勝手を追求した新機能を搭載している

詳細はブースリポートへ


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