ホーム 取材報告 ITEM in JRC 2010 速報国産メーカー初の3T MRI「Vantage Titan 3T」を発表―東芝メディカルシステムズ
東芝メディカルシステムズのキャッチフレーズは「Viewing More is Doing Better」。今年は3T MRIの「Vantage Titan 3T」が日本で初展示されたほか,CTやX線循環器診断システムなど多くの実機展示が行われ,活気あるブースとなっていた。
●MRI 国産メーカー初の3T MRI「Vantage Titan 3T(以下Titan 3T)」を展示,同製品は4月9日から販売が開始された。Titan 3Tは,開口径71cmを実現し検査環境の向上を図っているほか,3T MRIの課題とされていた躯幹部の画質を「Multi Phase Transmission」で向上させている。また,1.5Tで定評のある静音化機構「pianissimo」や非造影MRアプリケーションなどこれまで培ってきた同社のMRIのノウハウを搭載している。
●CT 160列のヘリカルスキャンが可能なArea Detector CT「Aquilion ONE Volume Evolution Edition」を展示。従来のAquilion ONEでは,ヘリカルスキャンは64列だったが,Volume Evolution Editionでは,160列でのVolume Helical Scanを実現,体幹部を約4秒でスキャンができる。また,「心筋パーフュージョン」「ボディーパーフュージョン」「Dual Energy」などのアプリケーションを搭載する。
●その他 先日発表されたハイブリッド手術が可能なX線循環器診断システム「Infinix Celeve-i INFX-8000V」,同社の超音波診断装置のフラッグシップ機であるAplio XGの機能をコンパクト化した「Aplio MX」,モダリティメーカーならではの機能と使い勝手を追求したPACS「RapideyeCore」の新機能などが紹介されていた。
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