4月9日の13:45から教育講演1として「医療被ばくの今昔」という演題で西谷源展先生(京都医療科学大学)の講演が行われた。
放射線被ばくは,放射線を用いた画像検査において常に影響を考慮しなければいけない重要な項目であり,今回のJRCの教育講演の中で大変興味を持っていた講演のひとつであった。
今回の講演では,放射線の測定法と医療被ばくに関する考え方の歴史的な遷移について,X線が発見されてから放射線被ばくを評価するため開発された線量計の構造や原理,フィルムやカセッテを組み合わせたときの線量測定法などについて,画像や実際の測定データを提示しながら解説していただき,大変勉強になった。
インナビネット記者 小林龍徳(岐阜大学) |