第8回Pinnacle3 &TomoTherapyユーザー・シンポジウムが4月10日(土)の18時30分から21時まで,パンパシフィック横浜ベイホテル東急B2階クイーンズグランドボールルームにて開催された(日立メディコ主催)。
日立メディコは2009年2月より,米国TomoTherapy社の高精度放射線治療装置「Hi-ARTシステム TomoTherapy」の専任販売を開始した。TomoTherapyは,患者の周囲を360度回転し,ヘリカルCT技術を応用した方式により,最適な角度からがん細胞を狙って照射する新しいコンセプトの放射線治療装置である。CTイメージガイドおよび高速シャッター機構により,患部への正確な放射線照射が可能となり,正常な細胞へのダメージを極力抑えることができる。
また,3次元放射線治療計画装置Pinnacle3は,CTシミュレーションと3D計画,IMRTの統合によるトータル治療計画システムである。最新の高精度放射線治療技術である回転IMRTにも対応した先進機能SmartArc(ver.9対応)も加わり,高性能CPUモジュールを搭載した最新プラットフォームSystem810Xの採用により,膨大な量の演算が高速に処理できるようになった。現在、最新のハードSystem810Xと最新のソフト・ver.9へのアップグレードキャンペーン中。
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