次に閉会式に移り,遠藤啓吾・JRC代表理事から全体の総括が述べられた。今回,参加登録者数が昨年に続いて1万人を超えたことが報告された。内訳は,JRSが 4481名,JSRTが3749名,JSMPが496名,学生が1137名,非会員が1053名。
一方,ITEM入場者数は昨年2万人を切り,2万人を超えることが今年の目標になっていたが,20977名と大台を突破した。今回は新製品も数多く発表され,各社とも力の入った展示を行ったことや,学会の事前登録を止め,登録受付を展示ホールに移したことも一因と言える。学術集会と機器展示の双方にとってメリットのある大会運営を来年も期待したい。
来年のJRC2011は,4月7日〜10日の4日間,パシフィコ横浜会議センター,国立大ホールを会場に,ITEM2011は8日〜10日の3日間,パシフィコ横浜展示ホールにて開催される。メインテーマは,「放射線診療の明日─多様性を推進力に」。
第70回日本医学放射線学会総会の会長は大友 邦氏(東京大学),第67回日本放射線技術学会総会学術大会の大会長は江島光弘氏(東京女子医科大学),第101回日本医学物理学会学術大会の大会長は丸山浩一氏(北里大学)が務める。
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