株式会社リアルビジョンは,汎用モニタに医用画像を表示するための「FVTシリーズ」と韓国のモニタメーカーであるWIDE社の医用画像モニタを展示した。FVTシリーズは汎用モニタに接続して,多階調化や輝度調整など医用画像にきわめて近い画質,機能を実現する。ブースでは「FVT250」を用いた「電子シャーカステン」と同社が位置づける「LumiImager」や画像切り替え機能つきのDICOMビューワ「LumiView」,「FVT200」とデル社の汎用液晶モニタを組み合わせた「FVT DELL SET」を展示。また,WIDE社のモニタでは,2Mピクセルのカラーモニタ「CL20」,2Mピクセルカラーモニタの「IF2002CP」,モノクロモニタの「IF2002MP」,3Mピクセル型の「IF2103MP」と5Mピクセル型の「IF2105MP」をPRしていた。WIDE社のモニタは,日本よりもフィルムレス化が先行した韓国メーカーのモニタであり,世界でも実績がある。コストも国内メーカーのモニタに比べ,低く抑えることができる。医療施設内のフィルムレス化が進む一方で,厳しい経営環境が続いているだけに,FVTシリーズやWIDE社のモニタへのニーズは高くなりそうだ。 |