JRC 2010における機器展示のイベントである2010 国際医用画像総合展(ITEM in JRC 2010)が,4月9日(金)にパシフィコ横浜展示ホールを会場に開幕した。9時からは会場正門で開会式が行われた。
恒例となった横浜市消防音楽隊の演奏で幕を開けた式典には,遠藤啓吾・日本ラジオロジー協会(JRC)代表理事,杉村和朗・日本医学放射線学会総会(JRS)会長,石井 勉・日本放射線技術学会総会学術大会(JSRT)大会長,加藤博和・日本医学物理学会学術大会(JSMP)大会長,そしてITEMを運営する日本画像医療システム工業会(JIRA)の加藤久豊会長が出席。遠藤代表理事,加藤会長が挨拶を行った。
これまで順調に展示を発展させてきたITEMであるが,昨年は経済情勢悪化の影響を受けて,2万人を割ってしまった。そのため,今回は学会の参加登録をこれまでの会議センターから展示ホールへ移動させて,参加者増を図ろうとしている。今春の診療報酬改定が10年ぶりのプラス改定となり,デジタルエックス線撮影料や16列以上のマルチスライスCTの加算新設,1.5T MRIの増点など,画像診断機器関連業界には追い風が吹いているだけに,出展各社の気合いが入っているようだ。 |