ITEM2008

JRC2008速報 Vol.5
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■合同開会式

4月4日(金)の午前10時,3学会の合同開会式がパシフィコ横浜メインホールにて行われた。今年のテーマは,「よりよい放射線医療を求めて -ナノからテラまでの戦略-」。ITEM2008と同様,横浜市消防音楽隊の演奏で始まった開会式ではまず,第67回日本医学放射線学会総会(JRS)・松井修会長から開会の挨拶が行われた。松井会長は,社会から医療現場の品質管理とでも言うべき医師の専門性や倫理が問われている今,学会が何を求められているかを念頭においてプログラムを組んだと述べた。患者さんの利益のためにという最終目標に向けたメッセージであるという。また,5日(土)には,筑波大学教授在職中に61歳で急逝された板井悠二先生を記念する教育シンポジウムがメインホールにおいて終日開催される。故板井先生の画像診断学の精神を学んでほしいという松井会長の想いから企画されたものだ。故板井先生は日本医学放射線学会の要職を務められ,長年の実績・功績が認められてRSNAの名誉会員にも選ばれている。

続いて,第64回日本放射線技術学会総会(JSRT)・真田茂大会長が挨拶に立ち,国際化・学際化を意識してプログラムを企画したと述べた。また今年は,放射線領域の基礎と臨床,産学連携を図るため,合同シンポジウムなどの合同企画が盛りだくさんになっているという。

第95回日本医学物理学会(JSMP)学術大会の村山秀雄大会長からは,JRCの正式会員になってからの3年間に学会員が3割も増加し,演題も140題にのぼるなど,大きな効果が現れているとし,今後も初心に帰って頑張りたいという挨拶があった。

JRCは,長年の開催地である横浜市に貢献したとして,平成19年度特別功労賞を受賞したという。最後に,当の横浜市長からのメッセージが代読され,開会式は終了した。

開会式のオープニング
開会式のオープニング
挨拶するJRS・松井修会長
挨拶するJRS・松井修会長
 

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