メディカルITでは,病院向けのWeb型電子カルテシステム「Open-Karte」やHi-SEED(日立メディカルコンピュータのクリニック向け電子カルテ)とNV-Light(画像参照ビューワ)を連携したクリニック向けソリューションなどが紹介された。
Open-Karteは,Webベースシステムでサーバ1台で運用でき施設にあわせた柔軟な構成が可能なほか,医事・オーダ・電子カルテ・看護支援システムをパッケージにしたオールインワンシステムを提供する。また,同社のWeb型PACS「WeVIEW」などとの連携で画像参照システムの構築も行える。MWM通信を装備内蔵しており,RISがなくてもモダリティとの患者基本情報のやりとりが可能だ。
クリニック向けソリューションは,診療所向け電子カルテシステムHi-SEEDと,クリニック向けの画像参照ビューワであるNV-Lightを組み合わせて展示。電子カルテと連動した画像参照が可能で,サーバからクライアントのHi-SEEDにソフトウェアを配信(FTP)するため診察室の増加などにも柔軟に対応できる仕組みになっている。
放射線情報システム「OPEN-RIS」は,タッチパネルを採用して,タッチ入力に最適化したインターフェース,画面デザインを採用した。ページめくりのように画面が半分だけ横に移動する画面の遷移や,指での選択ためにリストの表示を拡大するなど,ユーザーの意見を取り入れてインターフェースをデザインしたことが特長だ。
タッチパネルを採用し,タッチにあわせたユーザーインターフェースを開発したOPEN-RIS
|