お問い合わせ先: 株式会社日立メディコ
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小柳 諭 宣伝部主任
今回の展示では,これまでの概念にとらわれない,5つからなる独自の指標のもとにSmart
Design,Smart Interface,Smart Imaging,Smart
Exposure,Smart Support という5つの“Smart”を追求しました。
広い空間にスマートな装飾を施し,製品の見やすい展示環境を実現させ,無駄のない優れた操作性や洗練されたキビキビとした処理能力など,本当に必要なものとは何かをご理解いただければと思います。そして,これらを統合し,新たな価値を次々と創造していくことが,今回のテーマ“Evolution
for you on the Smart 5”です。(4月7日取材)
●MRI
今回MRIでは,3月31日に認可されたばかりの新製品2機種を発表しております。1つが0.3Tのオープンタイプ永久磁石型MRI装置「AIRIS
Elite」です。この装置は,デザイン的にはAIRIS II Comfort を更に進化させた2本柱で,最上位機種である「APERTO
Inspire」(0.4T)の技術を0.3T装置に投入した,AIRIS II シリーズの最高機種です。画質,撮像時間,FOV,S/Nのいずれも従来の0.3T装置を上回り,日立独自のアクティブ・シム"SuperShim"(オプション)を搭載することで,脂肪抑制法であるCHESS法なども可能となります。
もう1つが,ユーザーの要望に応えて,「高機能をより使い易く」に重点を置いて開発した超電導型1.5T
MRI装置「ECHELON Vega」です。この装置はトンネル型ですが,短軸構造(160cm)となっており,デザインはオープンを意識しているほか,短時間撮影,操作性の向上などによりスループットを高め,"患者さんへの優しさ"を機能や画質の面で図っています。また,そのためにテーブルは最大2800mmのロングストロークタイプが標準搭載されているほか,コンソールは,操作性にこだわったWindowsベースの新しいタイプで,RFコイルは8チャンネル48エレメント,最大32チャンネルまでを可能としてパラレルイメージングに対応しています。
(八杉幸浩 MRIマーケティング統括部課長 写真下)