月刊インナービジョン2023年12月号
月刊インナービジョン2023年12月号
Vol.38 No.12
2023年11月25日発行
- Digital Radiography Now & Future 2023 多様化するニーズに応えるDRシステムの最新動向 X線検査を支える技術の今を知り,未来を展望する
- 「ITvision No.49」「Global Standard CT Symposium 2023」
定価2,500円(本体2,273円)
特集
Digital Radiography Now & Future 2023
多様化するニーズに応えるDRシステムの最新動向
X線検査を支える技術の今を知り,未来を展望する
企画協力:田中利恵(金沢大学医薬保健研究域准教授)
1.総 論
田中利恵
2.ワイヤレスFPDの最新動向および将来展望
1)ワイヤレスFPDの各社アップデートの現状と今後の展望
関 将志
2)AIベースノイズ低減処理と検出器一体化AECの特性と将来性
柳田 智
3)透視機能搭載一般撮影装置の最新動向および将来展望
中西俊郎
3.DRシステムにおけるAI技術の最新動向および将来展望
1)AI技術を用いた検査支援
川下郁生
2)AI技術を用いた診断支援
笠井 聡
3)AI技術を用いた画像処理
片山 豊
4.X線動画撮影システムの最新動向および将来展望
1)技術開発と臨床研究の最前線
田中利恵
2)肺血流評価の臨床展開
山崎誘三
3)放射線治療への応用
北村一司
5.マンモグラフィ装置の最新動向および将来展望
後藤由香
6.回診用/移動型X線撮影装置の最新動向および将来展望
1)回診車に何を求める? 最新機能の徹底比較!!
由地良太郎
2)ベッドサイドでのX線動画撮影を可能にする動態回診車の救急・集中治療領域における使用経験
佐藤 優
3)X線透視と静止画が1台で撮影可能な外科用Cアームの有用性
田中 聡
7.一般X線撮影への実用化に向けたフォトンカウンティング検出器の開発動向
林 裕晃ほか
8.小児の生殖腺防護をめぐる動向
竹井泰孝
9.胸部X線画像を対象としたAI読影支援システムの使用経験
1)エルピクセル社「EIRL X-Ray Lung nodule」の使用経験
上野 碧ほか
2)富士フイルム社「胸部X線画像病変検出ソフトウェア CXR-AID」の使用経験【東京大学医学部附属病院】
・CXR-AIDを活用した診断の実際
渡谷岳行
・当院における胸部X線画像病変検出ソフトウェアの使用経験
林 利廣/岩永秀幸
3)富士フイルム社「胸部X線画像病変検出ソフトウェア CXR-AID」の使用経験【聖路加国際病院】
山田大輔ほか
4)コニカミノルタ社「胸部骨減弱」「胸部経時差分」,そして「胸部AI」の使用経験
塩谷清司ほか
目次裏
新潟大学医歯学総合病院
胸部、血管系、骨領域などで高精細画像(0.25mmスライス×AiCE)による画像診断を展開
AiCEによるノイズ除去で撮影線量を低減して、高精細CTで1日40件のルーチン検査を実施
診療スタイルを変える
デジタルX線TV装置 Astorex i9 Vol.2
高画質な透視と独自の視野移動機能が被ばく低減を重視する泌尿器科の手技に貢献
i-fluoroやoctave iによる低線量技術を取り入れた「Astorex i9」
医療法人鉄蕉会 亀田クリニック
めざせ達人シリーズ〈一般X線撮影編〉 Part.2
いま伝えたいこと:撮影技術と画像読影 No.8
手舟状骨X線撮影法を考える
松原 進
一休さんの血管撮影技術史 第28話
新しい医療技術の導入と法令整備のお話
粟井一夫
医療DXの可能性が広がる!
XR(VR・AR・MR)とメタバースの最前線 第12回
口腔外科領域におけるXR技術の応用
デジタルテクノロジーで手術精度・安全性と教育効果は向上する
小谷地雅秀ほか
IVリポート
・日本放射線科専門医会・医会(JCR)が創立50周年記念式典を開催
・FileMakerのユーザーが集う「Claris Engage Japan 2023」,4年ぶりにリアルで開催
・Canon EXPO 2023が開催
・東京大学・キヤノン・キヤノンメディカルシステムズが医療分野における産学協創協定を締結
・シーメンスヘルスケア,三重大学医学部附属病院でのフォトンカウンティングCT活用事例を紹介するプレスセミナーを共催
・国際重粒子線がん治療研修コース(ITCCIR)情報交換会が開催
〈巻末特集〉
モダリティ EXPO
バイヤーズガイド
X線撮影装置 編
別冊付録
「Global Standard CT Symposium 2023 」
Session 1:高精細イメージング・超解像ADCT
高精細CTによる中枢神経領域の実力と臨床的エビデンス
茅野 伸吾(東北大学病院診療技術部放射線部門)
高精細CTで読み解く肺の画像:定性解析からAIを含めた定量解析まで
梁川 雅弘(大阪大学大学院医学系研究科放射線統合医学講座放射線医学教室)
循環器内科医が求める高精細・PIQEイメージング ~世界初のキヤノンADCT臨床応用からの15年間~
髙橋 茂清(中部国際医療センター循環器病センター循環器内科)
究極のCT画像へ:腹部領域における超解像Deep Learning Reconstructionの可能性
中村 優子(広島大学大学院医系科学研究科放射線診断学研究室)
Session 2:次世代CTの可能性と今後
AI技術による胸部領域の新たな画像診断
岩澤 多恵(神奈川県立循環器呼吸器病センター放射線科)
320列立位CTによる機能性疾患の可視化 ~健康長寿の時代に向けて~
陣崎 雅弘(慶應義塾大学医学部放射線科学教室)
国産初のフォトンカウンティング検出器搭載型X線CTの最新状況
小林 達伺(国立がん研究センター東病院放射線診断科)
特集1
ヘルステックの未来を語る
これからのヘルスケアを築くイノベーションへの期待
Keynote─ヘルステックが日本の医療を変えていく
ヘルステックの成長は重要なテーマ
新たな製品・サービスの登場がこれからの医療に大きな役割を果たす
生産性向上によって働き方改革が進み医療機関の経営改善にも寄与する
田村憲久 氏
Cross Talk─ヘルステックの最新動向と今後の展望
ヘルステックを産業として成長させることが医療従事者だけでなく国民のメリットにもつながる
安心・安全で質の高い医療に貢献するためにエコシステムの構築が求められる
今枝宗一郎 氏・石見 陽 氏・山本隆太郎 氏
Interview─ヘルステックへの期待を語る
・ヘルステック産業の振興には海外展開を視野に入れて官民一体の取り組みが求められる
ヘルステックの製品・サービスをパッケージ化した認知症ソリューションなどの展開によるさらなる成長に期待
畦元将吾 氏
Interview─ヘルステックのトレンドを語る
・生成AIの登場など変曲点を迎える中 ヘルステックは無視できない存在になる
医療DXの実現によってデータの利活用が進むことで新たな製品・サービスの登場にも期待
加藤浩晃 氏
innavi net × ITvision ヘルステックEXPO
ヘルステック製品・サービスのオンライン展示会
Opinion─医療におけるAI 活用の現状と未来
最高レベルの国際基準を満たした医療情報システムとAbiertoシリーズで医療DXを推進するとともに新たな医療AIの開発をめざす
小林泰之 氏
Case Study─CanonヘルスケアITの最前線
・岩手医科大学附属病院 読影支援ソリューション「Abierto Reading Support Solution」
AI技術を用いて開発した骨経時差分処理「Temporal Subtraction For Bone」で骨転移の見逃しを防ぐ
・勤医協中央病院 ペースメーカー統合管理サービス「CardioAgent Pro for CIEDs」
クラウドを活用して遠隔モニタリングのデータを集約し,院内の情報共有や業務効率化でCIEDの診療を支援
Special Contribution─Abierto Cockpit の使用経験
医療情報統合ビューアAbierto Cockpitによる病院DX化の促進─診療情報管理士の負担軽減と医療品質の向上をめざして
遠藤 晃
Technical Information─技術解説
キヤノンメディカルシステムズのヘルスケアIT技術
キヤノンメディカルシステムズ(株)エンタープライズ画像ソリューション部
Special CONTENTS
User’s In-Side Report
・山形大学医学部附属病院
・甲府共立病院
Regular
モバイルデバイスで加速するヘルスケアIT
大阪大学医学部附属病院における院内チャットツールの導入経験
小西正三 ほか
クリニックのためのIT導入ガイド
医師の働き方改革に向けたタスク・シフティングと業務効率化
大西大輔
- 【関連コンテンツ】
-
- 新製品発表・学会などの通常取材
- 日本放射線科専門医会・医会(JCR)が創立50周年記念式典を開催
- Canon EXPO 2023が開催
- 東京大学・キヤノン・キヤノンメディカルシステムズが医療分野における産学協創協定を締結
- 国際重粒子線がん治療研修コース(ITCCIR)情報交換会が開催
- モダリティEXPO(医療機器のバーチャル展示会)
- 胸部、血管系、骨領域などで高精細画像(0.25mmスライス×AiCE)による画像診断を展開 〜AiCEによるノイズ除去
- 高画質な透視と独自の視野移動機能が被ばく低減を重視する泌尿器科の手技に貢献 〜i-fluoroやoctave iによる低
- 製品&企業情報(医療機器・医療メーカーなどのプレスリリース)
- 月刊インナービジョン2024年1月号
- Global Standard CT Symposium 2023(キヤノンメディカルシステムズ・2023年12月号)
- ITvision No.49(月刊インナービジョン2023年12月号付録)
- Keynote─ヘルステックが日本の医療を変えていく ヘルステックの成長は重要なテーマ 田村憲久 氏
- Cross Talk─ヘルステックの最新動向と今後の展望 ヘルステックを産業として成長させることが医療従事者だけ...
- Interview─ヘルステックへの期待を語る ヘルステック産業の振興には海外展開を視野に入れて官民一体の取り
- Interview─ヘルステックのトレンドを語る 生成AIの登場など変曲点を迎える中 ヘルステックは無視できない存
- ヘルステックEXPO
- FileMakerによるユーザーメード医療ITシステムの取り組み
- Case47 山形大学医学部附属病院 植込みデバイスの診療をFileMakerプラットフォームでデジタル化,カスタムApp
- Case48 甲府共立病院 循環器レポートシステム「Kada-Report」で,医療材料の登録から医事会計までを連携した
- モバイルデバイスで加速する医療IT
- 大阪大学医学部附属病院における院内チャットツールの導入経験
- Canonの技術で切り拓く次世代医療ITの可能性(ITvision No.49)