定価2,860円（本体2,600円＋税10%）

2025年1月号は，2025年1月6日（月）以降の発送となります。

特別企画
第1回日本放射線医療技術学術大会開催報告
ゆいまーる ～診療放射線技術の共創～
All Japan Radiological Technology

日本診療放射線技師会（JART）と日本放射線技術学会（JSRT）初の合同学術大会のハイライトを主要プログラムの座長，講演者・発表者がレポートします。

特集 1
STAT画像所見報告がもたらす放射線部門の働き方改革
これからの放射線診療に向けた取り組みと将来展望

I　総　論
STAT画像所見報告がもたらす放射線部門の働き方改革
加藤京一（新京心塾）

II　診療放射線技師が発見した場合に報告すべきSTAT画像所見報告と想定される疾患

1．一般撮影におけるSTAT画像所見報告と想定される疾患
髙橋伸光（奥州市総合水沢病院）

2．CTにおけるSTAT画像所見報告と想定される疾患
山本浩之（倉敷中央病院）

3．MRIにおけるSTAT画像所見報告と想定される疾患
赤津敏哉（順天堂大学医学部附属順天堂医院）

III　事例に学ぶSTAT画像所見報告の取り組み

1．済生会熊本病院におけるSTAT画像所見報告の取り組み
髙本聖也（済生会熊本病院）

2．星総合病院におけるSTAT画像所見報告の取り組み
続橋順市（星総合病院）

特集 2
「医療機器」としての医用画像表示用ディスプレイの導入・管理を考える
精度管理を踏まえたディスプレイ選びのポイントと管理のノウハウ

I　医用画像表示用ディスプレイにおける医療機器化の概要

1．GSDFキャリブレーション機能付き画像診断用ディスプレイの特定保守管理医療機器への経緯

1）診療放射線技師の立場から見た医用画像表示用ディスプレイの医療機器化
児玉直樹（日本診療放射線技師会）

2）医療機器化の法規的な面についての概要
松尾秀隆（日本画像医療システム工業会）

2．医用画像表示用ディスプレイに関する規格・ガイドラインの概要
安田哲也（日本画像医療システム工業会）

II　事例に学ぶディスプレイの精度管理

1．大船中央病院におけるディスプレイの精度管理の実際
青木陽介（大船中央病院）

2．獨協医科大学埼玉医療センターにおけるディスプレイの精度管理の実際
諏訪和明（獨協医科大学埼玉医療センター）

III　ディスプレイメーカーにおける品質管理に関する機能や医療機器化に向けた取り組み

1．EIZOにおける品質管理に関する機能や医療機器化に向けた取り組み
2．JVCケンウッドにおける品質管理に関する機能や医療機器化に向けた取り組み
3．バルコにおける品質管理に関する機能や医療機器化に向けた取り組み

◇その他，通常号のシリーズを中心に掲載