2022-11-28
キヤノンメディカルシステムズブース
キヤノンメディカルシステムズは,コロナ禍以降,RSNA展示はバーチャルのみとしていたが,今回,実地での展示を復活。テーマに“Meaningful innovation.”(意味のあるイノベーション)を掲げ,いち早く開発・実装に取り組んできた人工知能(AI)技術を,いかに臨床で活用してもらい,価値を提供していくかをブース全体で紹介した。COVID-19の完全な収束がいまだ見えぬ中,感染対策にも配慮したニューノーマル時代の新たな展示として,一部を除いて実機のない展示にチャレンジしている。
来場者は無人の受付からLEDパネルのトンネルに導かれ,その中に配されたモニタで各モダリティのイメージギャラリーにアクセスできるとともに,トンネルの外側ではモダリティごとに詳細な説明を受けることができる。展示内容は技術や画像の紹介が中心で,CTでは超解像技術“PIQE”や被ばく低減を可能にする“SilverBeam Filter”,MRIではSNR・CNR,分解能を向上させる“AiCE”や,アーチファクトに対応する“RDC DWI” “IMC”をアピールした。また,ヘルスケアITでは,「Vitrea」の最新アプリケーションや画像受信・解析・転送を自動化する「Automation Platform」を紹介した。