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RSNA2021 シーメンス - テーマ 世界初のPhoton-counting CTなど革新的な技術でアフターコロナを照準にヘルスケアのブレークスルーをめざす

2021-12-23

現地マコーミックプレイスではSouth Hallにブースを出展。バーチャルブースにはKeynoteをはじめ,豊富なコンテンツが用意された。

Siemens Healthineers(シーメンス)は,“We pioneer breakthroughs in healthcare. For everyone. Everywhere.”をメッセージに掲げ,リアル展示とバーチャルブース(https://events.siemens-healthineers.com/rsna )でシーメンスのビジョンを共有した。RNSA 2021で注目を集めたのが,15年以上の研究開発を重ねてついに実用化に至った,世界初のPhoton-counting CT「NAEOTOM Alpha」(薬機法未承認)である。従来CTの限界を突破するPhoton-counting CTは各社が開発を進めており,シーメンスがその先陣を切った形だ。また,デジタルと0.55Tの組み合わせで新しい価値を提供するHigh-V MRIのラインアップ追加や,臨床意思決定を支援するソリューションなど,ヘルスケアのブレークスルーに寄与する最新技術やモダリティをアピールした。

バーチャルブースでは,RSNA 2021のハイライトを紹介する“Shape 22”と題したKeynoteを公開しており,その中でSiemens Healthineers CEOのBernd Montag氏がスピーチした。Montag氏は,COVID-19のパンデミックの中で世界中の医療者と協力して困難に立ち向かってこられたことへの感謝を述べた上で,アフターコロナに向けて新たな目的と情熱を持って先を見据えたいとの思いを表明。シーメンスは,2021年4月に放射線治療のリーディングカンパニーであるVarian Medical Systems, Inc.(バリアン)の株式取得を完了し,強力なパートナーとして迎えた。Montag氏は,バリアンの統合によりヘルスケア全体への取り組みを飛躍させる一歩を踏み出したと述べ,ヘルスケアのブレークスルーを実現するために必要なcompetency(能力)として,「Patient Twinning」「Precision Therapy」「Digital,data,AIの活用」の3つを挙げた。これらの取り組みにより,疾患と闘うとともに,生産性向上やスタッフ不足といった課題に対応し,また,医療アクセスが不十分な地域への医療提供を実現していくと展望した。

現地マコーミックプレイスではSouth Hallにブースを出展。バーチャルブースにはKeynoteをはじめ,豊富なコンテンツが用意された。

現地マコーミックプレイスではSouth Hallにブースを出展。バーチャルブースにはKeynoteをはじめ,豊富なコンテンツが用意された。

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