2017-11-30
GE Healthcareブース
RSNA 2017[3日目:11月28日]
GE Healthcare(GEヘルスケア)は,サウスビルディング(ホールA)に出展企業トップクラスの展示エリアを確保して,ブースを構えた。ブースのテーマには,2015,2016年に引き続き,“Partners for Better Health”が掲げられた。顧客である医療機関のパートナーとして,患者や医療機関が最良のアウトカムを得られるように,優れた製品・サービスなどのソリューションを提供していくという姿勢を今回も打ち出した。
この展示テーマの下,前回同様ホールAの入り口に近いところにMRIのコーナーを設けて,モダリティのジャンルごとに展示を構成。その中でも最も来場者を集めたコーナーの一つがMRIのコーナーであった。今回,MRIは2機種の新製品が登場した。一つは前回も参考出品されたハイスペック3T MRIの「SIGNA Premier」(日本国内薬機法未承認)。ワイドボアの3T MRI限界のスペックを搭載している。このSIGNA Premierに搭載されるコイルが前回のRSNAでも注目された“AIR Technology”(日本国内薬機法未承認)コイルである。ブランケットのような軽量で柔らかいコイルをほとんどの参加者が手に取っていた。また,MRIでは,1.5Tのハイエンドモデル「SIGNA Artist」(日本国内薬機法未承認)も展示された。
CTコーナーでも新製品が展示された。RSNAがお披露目の場となった「Revolution Frontier」は「Revolution CT」の先進的な技術を投入したCTである。このほかにも,X線撮影装置では,腹部のコーンビームCT撮影でのモーションアーチファクトを軽減する“Motion Freeze”,デジタルマンモグラフィ「Senographe Pristina」では,被検者自身が圧迫板を調整する技術“Dueta”など,各モダリティで,最良のアウトカムを生み出すための先端技術が披露された。