インテルでは,ユーザーのニーズに合わせてコンピュータ利用検討をしている。ヘルスケア分野においても民族誌学的研究によりIT活用の必要性が極めて高い事明らかになっている。インテル・デジタルヘルスでは「慢性疾患管理」「自立した暮らし」「コネクテッドヘルスケア」の3本を柱として新たなプラットフォームの開発およびテストを進めている。
医療現場での診療情報は極めてプライベートな情報であるため,その運用においては十分なセキュリティを確保することが必要である。
インテルでは,このような院内のIT機器のセキュリティ管理を容易にするプラットフォームとして,インテル® vPro テクノロジーを提供している。 このプラットフォームでは,ネットワークを通じたIT機器の遠隔管理・モニタリングを可能にし,セキュリティ向上と管理コスト削減に寄与する。例えばOSがクラッシュしたような場合でもリモートでPCを制御できる。また,夜間のソフトウェア・アップデートでも自動で電源コントロールを行いリモートメンテナンスすることにより必要な時間に必要なPCが動作していることによりCO2の削減につながると考えられる。
このほか,インテルでは,PCが盗難にあった場合,それをユーザーが報告することでPCがロックされ,データが保護できるインテル® アンチセフト・テクノロジーもあり,医療機関のニーズに応えている。 |