マンモグラフィのコーナーでは,レーザーイメージャの新製品やデジタルマンモグラフィ用ワークステーションなどが展示された。
レーザーイメージャの新製品は,4月1日に発売されたデジタルマンモグラフィ画像の出力に対応した小型のテーブルトップドライイメージャ「Carestream DryView5850 Laser Imager」。508dpiの高精細画像を実現した。62cm(幅)×66cm(奥行き)×52cm(高さ)のコンパクトサイズに,2段のフィルムトレイを装備し,マンモグラフィ対応サイズである六つ切サイズを含めた5種類のフィルムサイズに対応する。
デジタルマンモグラフィ用ワークステーション「Carestream Virtual Mammography Workstation V11」は,マンモグラフィの読影用に使いやすさを追求したワークステーションで,ブースでは,読影効率の向上に寄与する機能を紹介していた。その1つが,ピクセル等倍表示の際に欠けてしまう部分の読影をスムーズに行うことが可能な“インテリズーム機能”である。これは,自動的に乳房を最適な領域で分割し,ボタン操作で見たい領域を簡単に表示させることが可能な機能である。なお,Carestream Virtual Mammography Workstation V11は,MRIやCTなどの他のモダリティの表示も可能である。
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