保険点数の算定基準が装置の種別に変更されるなど医療環境の変化により,CT装置に対するニーズも多様化している。このような変化に対応しつつ東芝CT装置の優れた性能を活用していくため,Aquilion64で培われた機能・操作性を生かした新しい16列マルチスライスCT「Activion16(アクティビオン)」を発表。Aquilion64列と同様の基本画質,操作性,被ばく低減技術を継承しながら,コンパクトなガントリと,シングルコンソールシステムに凝縮したことで,フレキシブルに設置環境の設定が可能で,さまざまな施設で使用できる。外観も両手で包み込むような優しい曲線と青空をイメージした配色で,緊張を和らげる優しいデザインとなっている。また,本体上に高度な3Dワークステーション機能を搭載しているため,撮影から高精細の2D/3D結果出力までを本体のみでスムーズに行なえる。
(取材協力:桑原
博さん CT事業部国内担当参事)