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JRC2007(第66回日本医学放射線学会[JRS]学術集会,第63回日本放射線技術学会[JSRT]学術集会,第92回日本医学物理学会学術大会,2007国際医用画像総合展[ITEM2007])が4月13日(金)〜15日(日)の3日間,横浜市みなとみらいのパシフィコ横浜で開催された。3日間の参加登録人数はそれぞれ,3932人,3459人,342人であった。今年は4年に1回の「第27回日本医学会総会」が4月6日〜8日まで大阪にて開催されたため,例年より1週間遅れての開催となった。 JRC2007のメインテーマは「放射線医学の光と影」,およびJSRT独自のテーマは「原点から最先端技術まで」。放射線医学の進歩において,注目を集める華やかな光の面と,それに伴うリスクやデメリットなどの影の面の両面をメインテーマとして取り上げている。このテーマに添った合同シンポジウム「放射線医学の光と影」でモダリティ別の光と影が報告されたほか,中村仁信JRS会長の会長講演も同じテーマで行われた。そのほか,それぞれの学会でも多彩なテーマのシンポジウムや特別講演などが行われた。研究発表に限らず,教育講演,研修医セミナーなどの教育プログラムも年々充実している。 CyberRad 2007のテーマは,「医療ITをリードするe-Radiology─標準化の光と影─」。今回は,Cyposと同じパシフィコ横浜展示ホールA会場に換わり,IHEの相互接続生デモおよび一般演題のビューワ発表が行われた。 2005年に始まったPCを使った電子ポスター展示(Cypos)は,2006年からすべてが電子ポスターでの発表となり,パシフィコ横浜展示ホールA 会場に設置された200台のPCのほか,会場内数か所のWiFi(LANエリア)で閲覧する。今回は電子ポスターの一般演題すべてを口演と討論に分け,討論については2週間前から事前に閲覧できるようにした。 併催の「2007国際医用画像総合展(ITEM2007 in JRC )」は,パシフィコ横浜展示ホールB,C,D(8287平方メートル)にて過去最多の144社が出展。好天に恵まれた会期中の入場者実数は22,150人と,昨年より2000人ほど上回り,連日大盛況だった。 |
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