2007 国際医用画像総合展
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GE横河メディカルシステム この企業のHPへ ITEM特集トップへ

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2006 2005

今年のブーステーマ
Healthcare Re-imagined. 
より早く、正確に。想像力の先にひろがる Early Health。

GEヘルスケアは「Healthcare Re-imagined.」を企業ビジョンに掲げ、その事業ドメインをPredict, Diagnose, Inform, Treatの各領域で充実・連携させることで、よりよい医療環境の創造や、早期発見・早期治療への近道を提示してまいります。今回のITEMでは、CT、MR、分子イメージング、マンモグラフィ、PACS, X-ray, Intervention, 超音波の各分野で、臨床現場における課題に対する回答を、「Re-imagined.」として提示したいと考えております。
ブースの見どころ
  CT Re-imagined.
Adaptive Technology on VCT
LightSpeed VCT(以下VCT)の開発にあたり,GEは単に多列化だけの開発ではなく、将来にわたって臨床に貢献できるシステムの開発を目的として新たなコンポーネント開発を進めてきました。代表的なひとつが新開発VTテーブルです。開発にあたり頑強である。高速移動が可能な上、患者に優しく安全性が高い。しかも高精度である≠条件に開発されました。このVTテーブルがあってこそ、今回発表したSnapShot Pulse、VolumeShuttleが可能となったわけです。SnapShot Pulseはいままでの心臓CT検査で大きな課題であった被ばく線量を大幅(70〜90%)に低減でき、しかも高画質を維持可能な新しい心臓CT撮影方法です。被ばく線量を非常に抑えて撮影可能なため、フォローアップ検査はもちろん、予防医学的な使用をも可能にする機能です。VolumeShuttleは頭部のCT Perfusion検査で大きな課題であった撮影範囲が限定されてしまうという点を、40mmX2断面を繰り返し撮影することにより、80mmという広い範囲でのCT Perfusion検査を可能にして解決を図ることが可能です。

新型BrightSpeedシリーズ
1.Volume CTで培われた技術により美しい臨床画像、低被ばくを実現
2.GE独自の3Dアプリケーションが新しい診断の扉を開く
3.ボディーの最小化と操作性の向上に徹底的なこだわり
BrightSpeedシリーズは信頼性の高いGE製Volume CT(LightSpeed VCT)の技術を日本の激化する医療・経済・設置環境に合わせてコンパクトに凝縮させた、いわば夢を見る子供のようなCTスキャナです。

MR Re-imagined.
More Speed & applications
Signa HDxはGEの提唱するHDMR(High Definition MR)シリーズの3機種目となる新製品です。HDMRとはマルチチャンネルコイルによる高画質・高検査効率の両立、臨床に即した数々のアプリケーションを搭載したMRIであり、初代のSigna HD、コンパクトなSigna HDe共に臨床現場から高いご評価を頂いています。今回のHDxは「eXpanded」がキーワードであり、マルチチャンネルコイルのラインナップを拡張し、またRFのケイパビリティも16chまで拡張可能です。その他ハードウエアとしては、超高速演算を実現するVRE(Volume Reconstruction Engine)を採用し、1.5TのHDxでは秒間2,700枚(256データ)のリコンストラクションスピードを有しています。アプリケーションでは、動きの制覇=Propellerのスピードアップ、体幹部3DダイナミックスキャンのLAVAを一層高分解能化したLAVA-XV、また膝軟骨のコラーゲン繊維網の状態を画像化するCartiGram(T2Map)などが搭載されています。Signa HDxは1.5T、並びに3.0Tのラインナップを有しています。

Molecular Imaging Re-imagined.
「ポジトロンCT組合わせ型SPECT装置」Infinia 8
PET検査での診断や治療方針の決定、効果判定など有用性についてはすでに周知のことですが、導入にあたっては施設や経済的な問題など敷居が高いことも事実です。Infinia 8はSPECT装置にPET機能(同時計数)を加えたもので、これらの敷居を低くできPET検査の裾野を大きく広げると予想されます。
「ポジトロンCT組合わせ型SPECT装置」によるPET検査は、一般的に過小評価されぎみですが、これは単にSPECT検出器のクリスタルを厚くしただけで同時計数を行おうとした従来の製品に起因するところが大きいといえます。当初よりPET検査を念頭に開発されたInfinia 8は、日常の臨床に貢献できる高い能力が備わった装置であり、SPECT検査を行いながら、デリバリーでPET検査も実施する病院には最適な装置です。

Infinia Hawkeye 4
Infinia Hawkeye 4は、核医学用の4スライスCTを搭載したSPECT装置です。専用に設計されたCTで正確な吸収補正を行い、高品質で定量性の高いSPECT画像を得るとともに、CT画像とSPECT画像の正確な重ね合わせが簡単に行えます。

X-ray Re-imagined.
デジタルだからこそできること
GEのDiagnostic X-rayブースでは、デジタルマンモグラフィとデジタル一般撮影を中心とした展示を行います。マンモグラフィブースでは高画質・低被ばくを実現したデジタルマンモグラフィ装置と読影専用ワークステーションを展示。Re-imaginedの名の下、デジタルから始まる、デジタルならではの多彩なオプション機能をご体感下さい。また、デジタル一般撮影ブースでは、長尺撮影をフルオートで撮影可能なオートイメージペーストなどのアドバンスドアプリケーションを搭載した最新デジタル一般撮影装置Definium(ディフィニアム)8000をご紹介致します。是非、GEのDiagnostic X-rayブースまでお越しください。

IT Re-imagined. 
Centricity PACS System Ver3.0
IT部門ではIT Re-imaginedの理念の下、1.先進の診断支援機能をPACSへ統合、2.静止画、動画データの統合一元管理、3.各種専用端末インターフェイス及び院内配信インターフェイスの統一、以上3点を踏まえ、Centricity PACS System Ver3.0を開発しました。これらにより、先生方は静止画のみならず動画像までが統合一元管理されたシステムにいつでもどこからでも同じ操作性でアクセスすることが可能となりました。また、専用端末上では自社開発の強力な診断支援機能をお使い頂くことが可能です。今後も世界最大のModalityメーカであるからこそできる真にお役に立つ機能を創造、開発し、システムに実装してまいります。

Intervention Re-imagined.
インターベンションに新しい風を吹き込むInnovaシリーズ
" Early Health " だからこそつながる"Treat-治療"において、GEならではのソリューションを導くべく技術を集約させたのがInnovaシリーズです。"Total Vascular Care"をコンセプトに心血管、頭腹部から末梢血管まで、最新鋭アプリケーションを1台に凝縮したオールラウンダー イノーバ3100IQ(アイキュー) は、横断的かつ総合的な検査・治療を実現します。そして、1997年、世界に初めて血管撮影装置における3Dイメージングを提供したGEの、まさに"Re-Imagined"と謳うべき機能がInnova 3D, 3D+です。画質、操作性、スピード、すべてを兼ねそろえた真の次世代型 3D Imagingであり高いDQEとダイナミックレンジにより高い空間分解能、密度分解能を実現、3D画像処理後の血管病変形態の把握、腫瘍への栄養血管の同定、脳血管内治療時の術前、術中、術後情報等を提供し、今後もインターベンションに新しい風を吹き込みます。

Ultrasound Re-imagined.
超音波診断に新たな指針を生み出すLOGIQシリーズ
現在、当社の超音波診断装置ではVolume Imagingとコントラスト剤対応に積極的に取り組んでいます。腹部、乳腺・甲状腺用の4Dプローブを搭載し、従来表示できなかったCプレーンや血流情報を組み合わせて、新たな診断情報をもたらします。
今年発売されたGE Healthcareの造影剤(ソナゾイド)は、バブルを壊さずに連続的に観察できるため、鑑別診断や治療効果判定に有用です。当社では新たにHybrid Contrastを開発し、造影剤の信号に色付け表示することで染影の認識を更に高めます。3Dや造影検査画像もRAW Dataで本体に取り込むことにより、検査後に調整、表示が可能な点も、大きく先生方の診断に貢献いたします。

セミナー情報
 

■ 4月13日(金) 12:15〜13:15 ランチョンセミナー(アネックスホール F201+202)
【座長】南 学 先生(筑波大学附属病院 放射線科 教授)
【演題名】「3.0T MRIの最新情報」
【講演者】
頭部領域を中心に 青木 茂樹 先生(東京大学附属病院 放射線科 助教授)
腹部領域を中心に 渡谷 岳行 先生(東京大学附属病院 放射線科)

■ 4月13日(金) 17:00〜18:00 産学連携セミナー(501号室)
【座長】栗林 幸夫 先生(慶應義塾大学医学部 放射線診断科 教授)
【演題名】
「カーディアックCTの現状と将来展望:新しい被ばく低減心臓撮影法とデュアルエネルギーイメージング」
【講演者】
カーディアックCTの現状と将来展望 佐藤 浩三 先生(慶應義塾大学医学部 放射線診断科)
カーディアックCT最新技術 渡邊 文春(GE横河メディカルシステム)

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