2016-12-1
Shimadzu Medical Systems
(島津製作所)ブース
RSNA 2016[第4日目:11月30日]
Shimadzu Medical Systems(島津製作所)は,グローバルの展示テーマである“Passion for Details”を掲げ,主力であるX線システムなどを展示した。そして今回,島津の今後の方向性を示すメッセージとして,“With Your Stories”を新たに発表。これまで,診断領域を中心にシステムや技術の開発を行ってきたが,今後は治療や予防,フォローアップと,ヘルスケア全体をサポートし,「人生に寄り添っていく」ための事業を展開していくとの思いを来場者にアピールした。すでに,同社の分析機器事業における製品を,医療分野向けとして承認を受け提供を始めるなど,X線システムにとどまらない,幅広いヘルスケアへの取り組みをスタートさせている。
X線システムについては,昨2015年に続き,今年も第三者評価機関KLASからデジタルX線撮影装置部門のBEST IN KLAS,回診用X線システムがKLAS CATEGORY LEADERに選ばれ,表彰された。BEST IN KLASについては,評価点が8.2ポイントと,ランキングされたメーカーの中で唯一8ポイントを超える高い評価を受けている。
また,2005年に発売された回診用X線撮影装置「MobileDaRt」が,ついに出荷数3000台を突破。昨年10周年を迎えたMobileDaRtが世界中のユーザーから支持されていることがうかがえる。
ブース中央のプレゼンテーションステージでは,X線システムの製品・技術紹介や,イェール大学と共同研究開発を行っているNIRS脳計測装置のライブデモンストレーションといったプログラムが行われた。
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