ACUSON Origin
シーメンスヘルスケア
超音波 据え置き 循環器
AIによる画像診断と検査フローの効率化により,心臓の超音波検査(心エコー検査)の精度向上と効率化に貢献する超音波画像診断装置「ACUSON Origin」
Siemens Healthineersは,企業全体でテクノロジーベースのイノベーションを推進しており,30年以上にわたって機械学習,深層学習,人工知能の分野をリードしAIとデジタルイノベーションの研究開発を進めています。臨床医および超音波技師を含む医療従事者の深刻な不足が続く中で,高度で幅広い検査に対応するため,AIによる画像診断と検査フローの効率化により,検査の精度向上と効率化に貢献する「ACUSON Origin」を開発しました。
特長<1>
リアルタイムに心臓構造を認識するAI Assist
経胸壁心エコー検査向けに新たに開発した AIによる検査補助機能です。リアルタイムに心臓構造を認識し,検査に最適な位置へカラードプラROIおよびドプラゲート(パルス・連続波)を自動で配置することにより,検査の効率化が期待できます。
特長<2>
4つの心腔の自動輪郭作成と心機能の定量化を実現する2D Heart AI / 4D Heart AI
AI の進歩を活用して,2D Heart AI は2D画像において,AIが4つの心腔の輪郭を自動でトレースします。また,心エコー検査において心筋の局所的な壁運動を評価する2Dストレイン解析にも対応し,AIが自動で解析を行います。4D Heart AI は,4D経胸壁心エコーにでは4つの心4腔すべて,4D経食道心エコーでは両心室の4D自動輪郭を作成し,最大5心拍の解析が可能です。
特長<3>
短時間で正確な心臓超音波測定に貢献するAI Measure
心室のサイズや心壁の厚さだけでなく,心臓の弁機能や血流の動態の測定に必要な血流速度など,約120項目の計測を実行します。2D,M,ドプラ(パルス・連続波・組織ドプラを含む)モードの計測を自動化し,心機能の評価をサポートします。計測フローを合理化することで,反復動作と検査時間を短縮できる可能性があります。
また,本装置は人間工学に基づいて設計された操作パネルや,AIによる各アプリケーションソフトを立ち上げる「AIボタン」,コンパクトで軽量な本体など,本体の操作性・設置性を向上*しています。
* ACUSON SC2000 PRIMEとの比較
・本体 ×1
・プローブ ×1
・心電図ケーブル ×1
・取扱説明書 ×1
・他 付属品 ×1
モニタ:24インチ高解像度LCDディスプレイ
電 源:100 – 240 V 5.4 – 13.0 A 50/60 Hz
外形寸法:W 60 × D94 – 108 × H 120 - 175 (cm)
AI Assist
AI Measure CV
2D HeartAI
4D HeartAI
Stress Echo
Advanced Power(Slow Flow)
Directional Power
Dynamic Multihertz
Panoramic
Wide FOV
Protocol Workflow
Auto Doppler
(以下のものはすべて標準装備)
Harmonics
InFocus Coherent Image Formation
Compounding
Auto TEQ (Tissue Equalization) Technology
Auto Flash Color Artifact Suppression
UltraArt Universal Image Processing
Clarify technology
Modality compare
Auto IMT
Auto Calcs software
DICOM3.0
各種メンテナンスプランをご用意しております。詳細は担当者にお問い合わせください。
●お問い合わせ先
シーメンスヘルスケア株式会社
東京都品川区大崎1-11-1 ゲートシティ大崎ウエストタワー5F
TEL 03-3493-7500
https://www.siemens-healthineers.com/jp/
担当部署:コミュニケーション部