特長<1>
True Volume TEE Imaging
僧帽弁・大動脈弁を含む広範囲の3D画像や血流情報を加えた3Dカラードプラを心電図同期なく，リアルタイムに描出します。画像取得時の呼吸コントロールが必要なく，術後の弁周囲逆流の評価なども瞬時におこなえ，より安全で確実な施術に貢献します。

特長<2>
弁の自動解析：eSie Valves
3D経食道プローブで取得したデータからの弁の計測を自動で解析。僧帽弁に加え，大動脈弁まで対応し，画像を選択したら後はワンクリック，わずか5秒程度で解析が完了します。TAVIの人工弁サイズの決定に役立つ計測結果も，その場で瞬時に提供します。

特長<3>
新しい3D 経食道プローブ：Z6Ms
レンズ面に集中する熱をプローブ全体に逃がす特殊加工を施し，検査の中断や低温やけどのリスクを低減します。合わせて電気メスにより生じる画像ノイズの抑制にも成功し，治療の進行を妨げず安全な検査を提供します。

特長<4>
IN Focus Imaging
3D画像だけでなく，2D画像においても新しい送受信技術を採用。画像全域に渡るノイズ低減と，優れたコントラスト分解能により，心筋内構造物や弁の形態をより詳細に観察できます。

特長<5>
Knowledge-Based Workflow
心臓超音波検査では欠かせない各種心機能計測や，3D画像からの容量計測も， シーメンス独自のKnowledge-Based Workflowにより，自動計測。計測精度や再現性の向上だけでなく， 検査効率・ワークフローも大幅に改善します。

特長<6>
安全で確実な手技に貢献する「TrueFusion」
Siemens Healthineersの血管撮影装置画像と，超音波画像診断装置から得られた情報を重ね合わせて表示することが可能です。血管撮影装置だけでは確認できない心臓の解剖学的情報を，超音波画像診断装置から得られた情報をもとに付加することで，安全で確実な手技に貢献します。また，手技時間の短縮や造影剤使用量・被曝線量の低減なども期待できます。

・2D自動画像調節（Dynamic TEQ）
・2D, M, Doppler 自動計測（eSie Measurement）
・2D左室・左房容量自動計測（eSie Left Heart）
・4D左室自動容量解析（eSie LVA）
・4D PISA 自動計測（eSie PISA）
・2D スペックルトラッキング（eSie VVI） 
・4D右室容量解析（RVA）
・2D ストレスエコーパッケージ
・4D ストレスエコーパッケージ
・4D（経食道）僧帽弁・大動脈弁自動画像解析（eSie Valves）
・Vascular イメージングパッケージ
・血管強調イメージ（Clarify VE）
・オフライン用解析ワークステーション　syngo SC2000 Workplace

（以下のものはすべて標準装備）
・IN Focus Imaging
・Coherent Volume Imaging 
・Thin Volume Imaging
・Native Tissue Harmonic Imaging
・Left Ventricular Opacification
・Real-Time Volume Image Enhancement
・SieShell View
・SieSync Volume Navigation Tool
・D'art Navigation Tool
・Knowledge-Based Workflow
・eSieScan Workflow Protocol

各種メンテナンスプランをご用意しております。
詳細に関しましては担当者にお問い合わせください。

・DICOM Storage
・DICOM Structured Report
・DICOM Modality Worklist
・DICOM Query & Retrieve