Supria Grande FR(スプリア グランデ エフ アール)
富士フイルムメディカル
CT 64列/128スライス
“FR” proves Next Standard CT
医療の高度化によりCT装置が担う領域は従来以上に多様化しています。
一方で,急速に進む高齢化が医療財政を圧迫し,医療にも経済性が求められています。
われわれは,今,医療現場で起きているパラダイムシフトに対応するために,Supria Grande を “FR”に進化。
全身サブミリ高速撮影や被ばく低減技術などの進化するテクノロジーを,地域医療の課題解決のための「New Standard」に。
“FR”は,医療現場のヘルスケアニーズに応えるソリューションです。
特長<1>
逐次近似処理をルーチン検査に
被ばく低減に有用な逐次近似処理は計算量が多く,ルーチン検査に適用することが困難でした。“FR”では,ルーチン検査での逐次近似処理の使用をめざし,画像処理ユニットを一新。処理速度が向上しました。
特長<2>
全身どこでもサブミリ(0.625mm)撮影で
0.625mm×64ch=40mm幅の高精細ワイド検出器を搭載。全身どこでも短時間でサブミリ撮影が可能です。広範囲での撮影が可能となるため,頭部の撮影や腕をおろした撮影,腹部の多時相造影撮影など,様々な検査で効果を発揮します。
特長<3>
高スループットで撮影時の負担を軽減
高速回転,サブミリ撮影,パワフルな線量を生み出すジェネレータ,独自の画像再構成アルゴリズムなどのテクノロジーを搭載。高度な検査やルーチン検査でも被検者の負担を軽減した撮影を実現します。
特長<4>
独自の被検者負担軽減機能
体動を補正する機能を搭載しており,撮影後の撮影データでも体動補正が可能です。また,画像が再構成視野からはみ出してした場合でも,最大有効視野内であれば,再撮影することなく,画像再構成が可能です。
特長<5>
Simple Dose Report / DICOM SR
線量情報をセカンダリーキャプチャー画像として,PACSに送信したり,DICOM構造化レポート(DICOM SR)として,PACSなどへ送信することも可能です。
特長<6>
3ユニット構成
ガントリ,寝台,オペレーションコンソールだけの構成*1を実現。システムトランスや別ユニットがなく,検査室のスペースを有効活用できます。
*1 電源電圧200Vの場合
・ガントリ
・寝台
・コンソール
スキャン時間:0.75 / 1.0 / 1.5 / 2秒
最大計測スライス数:128スライス/1スキャン
ガントリ開口径:750mmφ
ガントリ傾斜角:±30度
Intelli IP(Advanced):逐次近似応用再構成
IntelliEC:自動管電流制御
HiMAR:金属アーチファクト低減技術
Eco mode:待機電力低減モード
詳細については営業担当者へお問い合わせください。
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開発・設計・生産にとどまらず保守メンテナンスまで一貫して取り組んでいます。全国にサービス拠点を設置しており,お客様の身近でさまざまなニーズにお応えする最適なソリューションを提供しています。サービスエンジニアによるオンサイトでの装置・システムの維持やトラブルの未然防止,万一のトラブル発生時の迅速な対応はもちろん,インターネット回線を利用したSentinelカスタマーサポートがさらにきめ細かいサービスをお届けします。
●お問い合わせ先
富士フイルムメディカル株式会社
東京都港区西麻布2-26-30 富士フイルム西麻布ビル
TEL 03-6419-8033(代)
https://www.fujifilm.com/fms/
医療機器認証番号 : 225ABBZX00127000
Supria Grande FRは,販売名:全身用X線CT診断装置 Supriaの64列検出器搭載モデルの呼称です。