ZEXIRA FPD1314
キヤノンメディカルシステムズ
X線TVシステム デジタル(FPD)
進化を超えて,新たなZEXIRA誕生。Next Innovation to the FPD
X線TVにおいて,FPDはどうあるべきか。その原点に立ち返って設計思想を練り直しました。人にやさしい寝台制御テクノロジーと寝台アクセサリデザイン。装置の中核となる画像処理コンセプト「PureBrain」。そして検査情報を統合的に把握できる1モニタの快適なワークフロー。X線TVの未来がここに凝縮されています。
特長<1>
デジタル画像処理コンセプト「PureBrain」
「PureBrain」はFPD及び撮影画像処理技術,透視画像処理技術の3つの柱から成り立つ画像処理コンセプトです。143μmピッチと14bitの濃度分解能を併せ持つFPD。デジタル補償フィルタ「DCF」が「Advanced-DCF」に進化し,黒つぶれの領域に加え,白く飛んだ領域までも部分的に補正し,見やすい画像をご提供いたします。また,標準搭載の透視DCFにより,透視像にも撮影像同様の,バランスのとれた安定した画像をご提供。研ぎ澄まされた画像美で,新たな臨床世界の可能性を広げます。
特長<2>
進化した操作性:Smart-Wide Monitor
多様な情報をより見やすく,簡単に表示切替するため,Smart-Wide Monitor※を採用。1モニタで様々な情報を分割表示することができ,透視・撮影像,検査中の受診者の過去画像,プリントプレビュー,線量情報などを効率良く確認できます。
※フルHD(1920×1080)
特長<3>
ラウンドシェイプ天板
ラウンドシェイプ天板により消化管検査における体位変換のしやすさと,ERCPのような長時間の検査による苦痛の軽減を両立しました。また,天板上に溝や段差がない清潔構造を実現しました。これにより天板清掃のしやすさが向上し,より衛生的に検査を行えます。
特長<4>
受診者に安心を提供
「あんしん起倒モード」を選択すると,寝台を立位になる手前の角度で一時的に停止します。これにより,立位の状態で受診者が乗り降りするときに生じる高齢者や腰の曲がった受診者が,体が前傾して転落する危険を減らすことができます。また,「水平乗降モード」を選択すると天板が下がり,受診者が腰掛けて乗ることができます。
特長<5>
直感的なダイレクト操作
X線条件設定は遠隔操作卓に独立して表示し,設定もダイアルで操作できます。また,画像処理装置の一部の機能をキーパッドとして操作卓に配置しており,わかりやすいユーザインタフェースで直感的に操作でき,スムーズな検査が行えます。
・透視撮影台
・X線高電圧装置(50kW)
・医用X線管装置(600kHU)
・X線平面検出器(33×34cm角)
・X線可動絞り
・遠隔操作器
・画像処理装置
・サブデスク
・透視デジタル補償フィルタキット
・DICOM Storage,Print,MWM/MPPS
・Smart-Wide-Monitor(ワイドLCD)
・圧迫筒
・バリウムカップホルダ
・寝台アクセサリ
段付きハンドグリップ
天板マット
フットレスト
ショルダレスト
・寝台起倒:立位 約89°~ 水平位 約0°~ 逆傾斜 約-89°
・寝台昇降(天板凹面中央高さ):48cm~120cm
・映像系長手動:142cm
・天板左右動:約±15cm
・X線管斜入動:約35°(患者頭側)~約30°(患者足側)
・近接操作卓
・電動ショルダレスト
・フットスイッチ(寝台サイド用)
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