民主党への政権交代後,初となる診療報酬改定が3月5日,厚生労働省告示として発表された。全体で+0.19%と,10年ぶりにプラス改定となった今回の改定では,「救急,産科,小児,外科等の医療の再建」と「病院勤務医の負担軽減」が重点課題として挙げられ,チーム医療への評価などに4800億円が確保された。放射線医療でも,画像診断において「デジタルエックス線撮影料」が新設されるなどのトピックスがあり,また,放射線治療においてもいくつかの動きがあった。そこで,インナビネットでは,インナービジョン誌5月号との連動企画として,2010年度の診療報酬改定についてフォーカスする。
※ 「2010年度診療報酬改定の概要と放射線医療分野における改定のポイント」 松原喜代吉 氏(オフィス・メディサーチ) はインナービジョン誌5月号に掲載します。
※所属・役職は公開開始時のものです