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株式会社根本杏林堂
東京都文京区本郷2-27-20
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オートインジェクタの国内トップメーカーが提供する優しさをイメージした製品群

企画開発部 荒木朋之さん 企画開発部 荒木朋之さん 

 例年どおり,白を基調とした柔らかなイメージの中で製品を展示しています。 医療そのものにもデザイン性や柔らかさといったものが求められるようになってきているなか,われわれのインジェクタも,患者さんやユーザーの方々に優しいイメージをもっていただけるようなデザインを採用しています。

 今回のブースでは,CT用造影剤自動注入器「DUAL SHOT GX」,MR用造影剤自動注入器「SONIC SHOT GX」などのほか,薬事未承認品ですが,CT用ではスタンダードとなってきている2筒式のインジェクタを採用したアンギオ用の造影剤自動注入器「PressDuo」も参考出展しています。 (4月17日取材)

 
根本杏林堂ブース

◆ CT用造影剤自動注入器「DUAL SHOT GX」
   

 CT用造影剤自動注入器「DUAL SHOT GX」は,さまざまな検査内容や部位ごとに最適化したプロトコルを容易に設定できるシステム。診断目的に応じたプロトコルがカード一枚で提供でき,至適造影剤注入が可能。注入速度や造影剤量のほか,患者さんの体重や撮影時間に合わせて,最適なプロトコルを選択することができる。

 また,DUAL SHOT GXの周辺機器として,昨2008年10月に発売が開始された「造影剤モレ検知サポートシステムLD」を紹介していた。血管内の針先にあたる位置の皮膚表面にセンサーを貼り,赤外線を使用して造影剤の血管外漏出を検知する。センサー部が小さいため,穿刺位置に制限されず,小児にも使用できるなどのメリットがある

 

DUAL SHOT GX

造影剤モレ検知サポートシステムLD


◆ 造影剤検査情報管理システム「CE Evidence System」
   

 RISに登録されているクレアチニン値や患者さんの副作用情報などを表示させ,撮影室内でもCT検査に関する患者情報をスタッフで共有することができる。過去の造影条件も参照できるため,再現性のある造影検査が可能である。

 

CE Evidence System


◆ MR用造影剤自動注入器「SONIC SHOT GX」
   

 天井懸垂型を可能にしたシステム。MR室には磁性体を持ち込めないことから,スタンド型が一般的であったが,非磁性体の天井懸垂アームを採用したことにより,天井懸垂型を実現した。

 

SONIC SHOT GX


◆ アンギオ用の造影剤自動注入器「PressDuo」(参考出展)
   

 参考出展されたアンギオ用の造影剤自動注入器「PressDuo」(薬事未承認)は,CT用ではスタンダードとなってきている2筒式のインジェクタをアンギオ用にも採用した製品。2つのシリンジを搭載することで検査内容や診断目的に応じた濃度の造影剤投与ができるなどのメリットがある。例えば,診断目的に合わせて濃度の異なる造影剤を注入する際,カテーテルを外すことなく造影剤を注入することも可能になる。また,コントローラーは,CT,MRI,アンギオ用がすべて共通しており,操作性の統一が図られている。

 

PressDuo


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