2007 国際医用画像総合展

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ブースリポート
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株式会社AZE
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2006 

AZE

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わびさびの中に勢いとエネルギーを


畦元将吾 代表取締役社長(右)と
伊達信忠 社長室室長(左)
畦元将吾 代表取締役社長(右)と伊達信忠 社長室室長(左)
AZE社は今回,「研究用システムから臨床用システムに」を基本コンセプトに開発したワークステーションの新製品,「AZE Virtual Place Raijin」と「AZE Virtual Place Fujin」を発表しました。導入したその日からすぐにルーチンで活用していただける製品づくりをめざし,画像参照からレポートまで,日常の検査に必要な機能をすべて盛り込んだFujinは,ワークステーション業界に斬新な風を巻き起こすシステムになるようにとの願いを込め,このように名付けました。またFujinに,研究に必要となる機能を追加したRaijinは,業界に稲妻を落とすシステムになると考えています。FujinとRaijinによって,放射線科の日々の業務が大幅に効率化され,画像処理からレポート作成までの一連の流れがストレスなく行えることで,結果的に患者さんのメリットにもつながっていく。そんな現場のニーズをしっかりととらえた製品だということです。


畦元秀隆 営業本部長
畦元秀隆 営業本部長

今回のITEMでは,ワークステーションメーカーであるAZEをみなさんにより深く理解していただきたいと考え,安心感・信頼感のある"和"を基本コンセプトとして日本のお城をデザインし,日本人の精神でもある武士道を表現しました。新製品である「AZE Virtual Place Raijin」と「AZE Virtual Place Fujin」を中心に展示していますので,ブース入り口にも雷神・風神をデザインしたキャラクターが描かれています。Raijinと Fujinは,現場の先生方にすぐに役立つシステムづくりをめざし,全体の操作はもちろん,比較読影など,日常よく使う機能に力を入れて開発しました。"クリアウインドウ"という新機能も搭載され,病変の見落としの少ない画像が提供できるよう工夫されているなど,充実感のある製品になっています。
ブース内は織田,徳川,豊臣,武田・毛利の4つに分かれており,天下を取る勢いのある織田のブースには新製品のRaijinと Fujinを,安定感のある徳川のブースには従来製品の「AZE Virtual Place」シリーズを,常に新しいことに挑戦するというイメージの豊臣のブースには現在開発中の新技術を,また,離れた場所にいるものをスムーズに結びつけるというイメージで,武田・毛利のブースにはネットワークのシステムを展示しました。そのほか,ロボットやさまざまな和のアイテムを展示し,みなさんに楽しんでいただけるブースになっています。 今後も,患者様の利益と理想の医療を追い続けることをモットーに,社員が一丸となって頑張っていきたいと考えています。

(4月14日取材)

●AZE Virtual Place Fujin・AZE Virtual Place Raijin
ワークステーション業界に衝撃を与える新製品
    

「研究用システムから臨床用システムへ」をコンセプトに開発された新しいワークステーション「AZE Virtual Place Fujin」(写真中央)・「AZE Virtual Place Raijin」(写真左)が中心となって展示された。従来よりもさらに日常の臨床現場に重点を置いて開発したことで,画像診断業務の一連の流れが効率化され,3D画像の臨床的価値を高める製品となっている。
具体的には4つの新機能が追加された。1つ目は比較読影機能。従来,過去画像との比較読影をするためには,画面を切りかえて呼び出さなければならなかったが,比較読影機能を搭載したことで,読影画面からダイレクトにサーバにアクセスして過去画像が呼び出せるようになった。2つ目はレポート機能。従来は限られた解析アプリケーションのみに対応していたが,3D,仮想内視鏡,マルチボリュームなどのすべてのアプリケーションに対応可能になった。また,画像の選択や登録も簡単で,所見入力後はキャプチャーした画像と所見がワンクリックでWordなどの形式で出力される。3つ目はクリアィンドウ。いくつかの決められたCT値に色をつける独自のカラーマッピング技術により,組織が性状の違いによって色分けされ,プラークの性状評価や腫瘍の識別などを容易に行うことができる。アキシャル,サジタル,コロナルの三断面だけでなくCurved MPRにも反映できるため,冠動脈など血管の狭窄の状態をカラー表示することも可能だ。4つ目はVR+VR。MRAなどシリーズの異なる画像をつなぎ合わせて長尺表示することができる機能だ。このつなぎ合わせた画像は,新たなシリーズとしてDICOM保存することも可能になっている。
(取材協力:櫻井雅博さん 臨床応用技術部)



●AZE Virtual Place シリーズ  安定した存在感を持つ3Dワークステーション
AZE Virtual Place Lexus
操作性に優れているとしてユーザーから高い評価を得ているワークステーション「AZE Virtual Place Lexus」。モニタ画面に表示された順番に従ってアイコンをクリックしていくだけで,3D画像やシネ画像,MPR画像などを自動で簡単に作成できる。また,遅延造影MRI機能では,梗塞心筋の位置と広がりを一目で評価可能な"Bull's Eye"機能が搭載されており,各セグメントごとの表示も可能で,心尖部から心臓全体の狭窄度合いを評価することもできる。ほかに,冠動脈血流予備能のBull's Eye表示が可能な,誤差の少ない希釈法を採用した心筋パーフュージョン機能なども搭載されている。

AZE Virtual Place 21
高解像度の縦型2面を利用した高画質読影ビューワ「AZE Virtual Place 21」。2D画像の読影や各値の計測,3Dボリューム画像作成のほか,シネ再生,PET画像のSUV値計測,高速プリンタ転送も可能で,臨床ニーズに合った読影ビューワとなっている。

 


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