ゆとりのあるスペースをもって，当社にわざわざ来ていただいたお客様に じっくり当社新製品を見ていただくこと」これが今年のJRC2006におけるコンセプトです。
お客様とともに成長してきたAZEは新製品「LEXUS」「SMART」を投入し， ますます重要性の増す画像処理ワークステーションを変革します。 ブース内では革新的にルーチンワークを簡素化した「SMART」， 高機能ソフト満載の「ＬEXUS」等の新製品をご紹介しています。 また，業界初お客様の声を直接掲示。「常にお客様とともに」を実践しています。 肝臓解析，擬似超音波等当社独自ソフトに加え，CTデータ，MRデータによる 心機能解析ソフトをさらに充実させ，マーケットの要求に応えます。 日本マーケットを最重要視しながら，世界戦略をも視野に入れたワークステーションの開発をめざします。 今後もお客様の満足のためAZEは邁進します。

「AZE Virtual Place」の操作性の良さについては従来からご好評いただいているのですが，「AZE Virtual Place Lexus」では，さらに操作性が向上し，臨床現場での読影診断をこれまで以上に支援できるようになりました。画面には，「AZE Vertual Place Smart」と同様に番号が振ってあり，番号順に必要なアイコンをクリックすれば，3D画像やシネ画像，MPR像などを自動で簡単に作成することができます。患者様のデータにつきましても，例えばMRI自動解析を選択すれば，MRI検査を行った患者さんの名前で自動的にソートがかかります。また，新しい機能として，遅延造影MRIが追加されました。これは梗塞心筋の位置と広がりを評価するものですが，Bull's Eye表示することが可能なので，梗塞部位が一目でわかりますし，各セグメントごとの表示も可能で，心尖部から心臓全体の狭窄の度合いを見ることもできます。また，誤差の少ない希釈法を採用した心筋パフュージョンのソフトウェアも新たに追加されました。こちらも冠動脈血流予備能のBull's Eye表示が可能です。
（河野安宏　品質管理部アプリケーションスペシャリストカスタマーグループ長）