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RSNA2016 東芝メディカルシステムズ - テーマ オープンと同時に4つの新製品をお披露目し新体制でのリスタートを力強くアピール

2016-11-28

Toshiba America Medical Systemsブース

Toshiba America Medical Systemsブース

RSNA 2016[1日目:11月27日]

Toshiba America Medical Systems(東芝メディカルシステムズ)は,“Together we complete the image”をキャッチフレーズとして,North Building(Hall B)にブースを出展した。東芝メディカルシステムズ本体に加えて,VITAL Images(バイタル・イメージズ),Olea Medical(オレア・メディカル),Karos Health(カロス・ヘルス)も隣接してブースを構え,モダリティからヘルスケアITまで総合的で連続的なソリューションの提供が可能なことをアピールした。

東芝メディカルシステムズは,昨年のRSNA2015からの1年の間に,東芝からキヤノングループへの参画と,取り巻く環境が大きく変化した。現在,日本国内の独占禁止法にかかわる規制当局のチェックはクリアして,世界各国での同様の手続きの終了を待ち,新体制への移行準備が進められているところだ。

RSNA2016では,そういった体制変更への懸念を吹き飛ばすように,展示のスタートに合わせて新製品のアンベール(お披露目)イベントを大々的に行った。開幕前から同社サイトでは,“Coming Soon”として赤いベールのかかった4つの製品群が紹介され,ブースでもカウントダウンが行われ,各モダリティコーナーで執事姿のスタッフによってアンベールされた。今回発表されたのは,新世代のArea Detector CT「Aquilion ONE / GENESIS Edition」,3T MRIの「Vantage Galan 3T」,超音波診断装置の「Aplio i-series」,血管撮影装置「Infinix-i Sky +(日本ではInfinix Celeve-i)」の4製品。いずれも日本国内ではすでに発表,発売済みの製品だが,RSNAでは初めて発表されるものとなる。

一方で,ヘルスケアIT領域では2011年に子会社化したバイタル社を中心に,2015年には医療画像処理ソリューションベンダーのオレア社を,そして今年のRSNA2016直前には,バイタル社を通じてVNAなど医療情報の相互接続で独自の技術を持つカロス・ヘルスを買収するなど,ヘルスケアITソリューションの強化を進めている。本体のブース内では,画像処理ワークステーション「Vitrea」による各モダリティのアプリケーションを紹介したほか,隣接するブースで各社の技術を統合した医療機関における画像情報を中心として,診療から病院経営までサポートするソリューションの紹介を行った。

展示会のスタートに合わせて行われたアンベールイベント

展示会のスタートに合わせて行われたアンベールイベント

 

ブースのロゴも一新された。

ブースのロゴも一新された。

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