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ITEM2017 EIZO ブースレポート 「映す・残す・守る さらなる可能性をEIZOで築く」をテーマに,モニター新製品群や手術室向けソリューションに加えてITインフラストラクチャソリューションなどを展示

2017-4-24

EIZOブース

EIZOブース

EIZOは,「映す・残す・守る さらなる可能性をEIZOで築く」をテーマに,同社のモニター新製品群や,手術室向け映像支援ソリューション「CuratOR」,EIZOメディカルソリューションズ社のITインフラストラクチャソリューションなどの紹介を行った。医用画像表示モニターでは,2017年4月6日に発表した2面構成21.3型カラーの「RadiForce RX560 MammoDuo」,2016年11月に発表した30型ワイド6メガピクセルの「RadiForce RX660」などを展示した。
また,ハイブリッド手術室向け映像支援ソリューションコーナーでは,新製品の手術室向け画像表示モニター「CuratOR LX490W」を中心にPR,モニター品質管理ソリューションコーナーでは,自社開発のキャリブレーションセンサーの新製品「UX2 Sensor」が展示された。
このほか,検査室から待合室や廊下での患者の様子を確認できる院内監視ソリューションなどを紹介した。

●「RadiForce RX560 MammoDuo」

5メガピクセルカラーの新製品RadiForce RX560 2面を専用スタンドで一体化したRadiForce RX560 MammoDuoは,ジャパンディスプレイ社と新たに開発した低温ポリシリコン液晶パネルを採用。画面の額縁を5メガピクセルモニターとしては,世界最小レベルの7.5mmまで狭額化。専用スタンドで2面を隙間なく設置することで,画面間の距離がわずか15mmとなり,画像比較時の目線移動が滑らかになる。空間占有率も同解像度の従来機種2面構成と比べて約22%削減し,デスク上の省スペース化につながる。
同社は,読影に快適な作業環境を提供し,作業効率をいっそう向上させるため,“Work-and-Flow”という機能の開発に取り組み,2017年発売のRadiForceシリーズのモニターに順次搭載している。RX560には,このWork-and-Flow機能に新たに“Point-and-Focus”機能を加えて搭載した。Point-and-Focus機能では,マウスとホットキーの操作だけで,表示している医用画像内の気になる部分を素早く選択し,輝度や階調を見やすいように変更できる。関心領域のみに変更するポイントを絞ることで,読影に集中しやすくなる。

2面構成21.3型カラー医用画像表示モニター「RadiForce RX560 MammoDuo」

2面構成21.3型カラー医用画像表示モニター「RadiForce RX560 MammoDuo」

 

専用スタンドにより2面を隙間なく設置

専用スタンドにより2面を隙間なく設置

マウスとホットキーの操作だけで関心領域を素早く選択し,輝度や階調を変更できる”Point-and-Focus”機能

マウスとホットキーの操作だけで関心領域を素早く選択し,輝度や階調を変更できる”Point-and-Focus”機能

 

●EIZOメディカルソリューションズ社のワンストップソリューションを紹介

2015年に,イメーション社から買収した医療市場向けシステムインテグレーション事業を展開するEIZOメディカルソリューションズ社の取り組みを「ITインフラストラクチャソリューション」コーナーで紹介した。同社では,EIZOのモニター導入時にユーザーの意向で必要となるストレージなどをワンストップで提供している。このほか,EIZOモニターの背面にミニPCを接続した「Smart Desktop」などが紹介された。

「ITインフラストラクチャソリューション」コーナー

「ITインフラストラクチャソリューション」コーナー

EIZOモニターの背面にミニPCを接続した「Smart Desktop」

EIZOモニターの背面にミニPCを接続した
「Smart Desktop」

 

●マルチモダリティモニター「RadiForce RX660」

30型ワイド6メガピクセル医用画像表示モニター「RadiForce RX660」は, 快適な作業環境を実現し,読影の効率を向上させる,Work-and-Flow機能を搭載。
その中の”Hide-and-Seek”機能は,マウスによるカーソルの操作で,検査リストの表示・非表示が行えるので,検査リスト表示用のモニターが不要となる。
“Swich-and-Go”機能は,キーボード・マウス切り替え機能で,読影用PCと電子カルテ用PCそれぞれに必要だった2組のキーボードとマウスを1組に集約できる。マウスでカーソルをそれぞれのPCのモニター画面に移動させるだけで,操作したいPCのマウス・キーボードの操作が自動的に切り替わる。

マルチモダリティモニター「RadiForce RX660」

マルチモダリティモニター「RadiForce RX660」

“Hide-and-Seek”機能で画面右上のリストの表示・非表示が簡単に行える

“Hide-and-Seek”機能で画面右上のリストの表示・非表示が簡単に行える

 

●ハイブリッド手術室向け映像支援ソリューションコーナー

手術室内の大型セントラルモニター用として,新製品の49インチ画像表示モニターCuratOR LX490Wが紹介された。画面サイズを従来機種LX470Wの47型から49型に拡大しながら,額縁幅を56%削減した13.3mmにすることで,LX470Wと同等の外形寸法にしているほか,重量も従来機種と比べて9kg少ない31kgと22%の軽量化を実現している。

ハイブリッド手術室向け映像支援ソリューションコーナーに展示された49インチ画像表示モニター「CuratOR LX490W」

ハイブリッド手術室向け映像支援ソリューションコーナーに展示された49インチ画像表示モニター「CuratOR LX490W」

 

 

●自社開発のキャリブレーションセンサー「UX2 Sensor」

2017年6月に発売予定のUX2 Sensorは,医用画像表示用のキャリブレーションセンサーで,「UX1 Sensor」の後継機種。自社開発製品であり,他社製の従来機種より耐吸湿性と耐衝撃性を高めた。また,センサーの接続状態を示すLEDインジケーターや,モニター画面への吸着性を維持する保護キャップを装備するなど,使いやすさも向上させている。さらに,医用画像表示モニターRadiForceシリーズに合わせて,黒をベースにしながら,側面に清潔感と軽量感を演出する白色を環状に配したデザインを採用した。

自社開発のキャリブレーションセンサー「UX2 Sensor」

自社開発のキャリブレーションセンサー
「UX2 Sensor」

 
   
院内監視ソリューションの紹介

院内監視ソリューションの紹介

 

 

●お問い合わせ先
EIZO株式会社
住所:本社 〒924-8566 石川県白山市下柏野町153番地
TEL:営業1部 メディカル課 03-5764-3404
URL:http://www.eizo.co.jp/

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