Discovery IQ 2.0 シリーズ
GEヘルスケア・ジャパン
PET/CT
Smarter Path to Optimized Care -正確な診断と適切な治療のために-
PET/CT「Discovery IQシリーズ」は,高感度検出器“LightBurstDetector”(ライト・バースト・ディテクター)搭載と検出器幅が体軸方向に最大26cmとなる拡張性を特長とし,今までにない圧倒的な高感度の実現で全世界で500台の実績があります。従来の画像再構成法ではできなかった「高画質」と「安定した定量精度」の両立を実現した次世代PET画像再構成機能”Q.Clear”(キュー・クリア)も標準搭載しています。今回さらに,最も大きな特徴として,呼吸性移動による体動の補正を外部呼吸監視システムを使うことなく,自動で行うAdvanced MotionFree*も搭載可能になりました。低被ばく,高速ワークフロー,高画質に特化した新機能も新たに多数搭載し「Discovery IQ 2.0」として生まれ変わりました。
*オプション
特長<1>
新技術 “ LightBurst Detector ”
●超高感度化
- 更なる画質の向上,短時間収集,低投与(低被ばく)化が可能に。
- 微小な集積の描出能を著しく向上させることで,より正確な診断と適切な治療の選択へ貢献します。
●臨床領域における高計数率特性を実現
- 18Fをメインとした低投与オンコロジー検査時の計数率特性を向上させ,FDG検査に最適化しています。
- 高カウントレートを必要とするような11Cや13Nを標識したトレーサー使用時にも高い計数率特性を実現します。
特長<2>
多様な検出器幅
- 体軸方向最大26cmのPET検出器幅への拡大により少ないベッドポジション数での検査が可能になります。
- 体軸方向検出器幅は装置導入後に,3リング(15.5cm)→4リング(20.8cm)→5リング(26.0cm)へと機能拡張が可能となります。
特長<3>
最新PET画像再構成機能「Q.Clear」
「Q.Clear」では,“逐次近似法”において画像を再構成する際に繰り返し演算を多く行ってもノイズが増大しないよう,アルゴリズム内にノイズをコントロールするための新たな演算式を組み込みました。これによって,従来相反関係にあった「画質」と「定量値」の双方が向上し,一貫性のある“SUV”を提供でき,継時的な治療効果判定へのPET利用が可能となります。
特長<4>
Advanced MotionFree*
- 外部呼吸監視装置不要,自動で体動補正
- 小病変検出能向上,定量精度向上*
- ワークフローへ影響のない呼吸同期検査
特長<5>
CT被曝の低減~CT逐次近似画像再構成「ASiR」
PET/CTとして初めて全く新しいCT画像再構成法「ASiR」を導入。CT画像上に発生するノイズ量やその分布特性の統計的解析結果を画像再構成のプロセスに組み込むことで,飛躍的な画質向上を実現し被曝の低減を可能にしました。
本体 |
PET体軸方向 視野(cm) |
Q.Clear | Q.Suite | ASiR | Advanced MotionFree |
Discovery IQ 2.0 x –AM edition | 26 | 標準 | Option | Option | 標準 |
Discovery IQ 2.0 x -Standard | 26 | 標準 | Option | Option | Option |
Discovery IQ 2.0 v –AM edition | 20 | 標準 | Option | Option | 標準 |
Discovery IQ 2.0 v -Standard | 20 | 標準 | Option | Option | Option |
Discovery IQ 2.0 e -Standard | 15 | 標準 | Option | Option | Option |
16スライスCT装置部 | ||
・最短0.5秒/回転 | ||
・陽極蓄熱容量 6.3MHU | ||
・陽極冷却率 最大840kHU/分 | ||
・管電流10mA~440mA(120kV) | ||
・912ch×24列 20mm HiLightMatrix検出器 | ||
PET装置部 | ||
・クリスタル素材 | BGO 結晶 | |
・FOV直径 | 700mm | |
・スキャン方法 |
スタティックスキャン,ダイナミックスキャン, ゲート(4D=呼吸同期)スキャン(4D)*オプシ ョン必要 |
|
・スキャンモード | 3D | |
・収集モード | フレームモード,リストモード | |
・システム感度(NEMA NU2 2001) |
Discovery IQx 22kcps/MBq以上(中心位置) Discovery IQv 14kcps/MBq以上(中心位置) Discovery IQe 8.0kcps/MBq以上(中心位置) |
・無停電電源装置
・呼吸監視システム
・PET収集及び画像再構成コンピュータセルキット(Q.Core+1)
・心電計
・フラットパネルテーブルトップ
・核医学データ処理装置 GeniE-Xeleris(ジニーエクセラリス)
・診断支援DICOMステーション Advantage Workstation
など
・Q.Clear
・CardIQ Fusion
・PET VCAR
・CortexID
・Q.Suite(Motion Match,Q.Freeze,Q.Static,Q.AC,Q.Core+1のパッケージ)
など
・全国58か所のサービスセンター&ステーション
・各種メンテナンスメニュー
・電話回線利用 リモートサービスInsite
●お問い合わせ先
GEヘルスケア・ジャパン株式会社
東京都日野市旭が丘4-7-127
TEL 0120-202-021
https://www.gehealthcare.co.jp/
担当部署:MICT部
薬事認証番号:226ACBZX00038000