Aquilion Precision
キヤノンメディカルシステムズ
CT 160列 / 320スライス
「高精細」の新たな基準。
より「広く」より「速く」,X線CT装置は登場以来,進化をとげてきました。
その一方で約30年間,大きく進化できなかったのが,より「細かく」の領域です。 Aquilion Precisionは,この高精細化にフォーカスした,まったく新しい進化軸のCT装置です。
最小0.25mmスライス厚検出器
微細加工技術の確立による受光効率の引き上げや,新素材開発でのX線利用効率の向上などにより,従来の1/2となる0.25mmのスライス厚,従来の2倍のチャネル数,1792chを実現。この新検出器が,優れた分解能による高精細画像の取得を可能にします。
光を自在に操るX線管球
高精細画像を実現するもう一つのコア技術が,X線管。Aquilion Precisionには,新たな電子ビーム収束技術を採用。微細化された検出器のポテンシャルをフルに引き出す,0.4mm×0.5mmの小焦点により分解能の大幅な向上を実現しました。
高精細を足元から支える高剛性寝台
従来CTで問題にならなかった,被験者の体重で生じる寝台天板のごくわずかな歪みや寝台移動時の振動すら,高画質CTでは画質劣化の要因となります。
Aquilion Precisionでは,空間分解能0.15mm実現へ向け,寝台やガントリを一新し,被写体のブレ抑制を追究しました。
約8倍※の高精細画像をデータ処理
装置が持つ分解能を最大限生かすべく,再構成マトリックスは1024×1024,2048×2048にも対応。従来の約8倍の情報量を得ることができます。発生する膨大なデータは高速で処理でき,データ処理ユニットを一新することで快適なデータハンドリングをサポートします。
※:従来比
Advanced intelligent Clear-IQ Engine:AiCE
AiCE※はディープラーニングを用いて設計されたノイズ成分とシグナル成分を識別する処理で,分解能を維持したままノイズを選択的に除去する先進の再構成技術。装置が持つ分解能をより引き出しながら,高いノイズ低減効果が得られます。
※:AiCEは画像再構成処理の設計段階でAI技術を用いています
・スキャナ本体
・寝台
・コンソール
・パワーディストリビュータ
・FIRST
・高精細0.25mm撮影スライス厚
・Double Slice technology 320スライス再構成/回転
・Advanced intelligent Clear-IQ Engine:AiCE
・Forward projected model-based Iterative Reconstruction SoluTion:FIRST
・Adaptive Iterative Dose Reduction 3D:AIDR 3D
・Adaptive Iterative Dose Reduction 3D Enhanced:AIDR 3D Enhanced
・Single Energy Metal Artifact Reduction:SEMAR
・ガントリ開口径780mm
・ガントリチルト±30°
・管電圧/管電流調整機能
(Volume EC,Organ Effective Modulation:OEM,Sure KV)
・Real Technology(Realtime Helical / Real Prep.(12フレーム/秒))
詳細については営業担当者へお問い合わせください。
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使用状況に応じて,さまざまなメンテナンスプランをご用意しております。
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●お問い合わせ先
キヤノンメディカルシステムズ株式会社
栃木県大田原市下石上1385番地
TEL 0287-26-5100
https://jp.medical.canon
担当部署:広報室