RSNA2015 日立 - テーマ
MRIなど各モダリティのラインナップや導入実績が拡大する粒子線治療システムをアピール

2015-11-30

RSNA2015 テーマ

富士フイルム


Hitachi Healthcareブース

Hitachi Healthcareブース

RSNA 2015[第1日目:11月29日]

Hitachi Healthcare(日立)は,ヘルスケアに対する日立の思いを込めた展示テーマ“Embracing Life through Healthcare Innovation”を掲げ,MRI,CT,超音波診断装置,粒子線治療システムを軸に展示を構成した。

ブース正面には0.4~3TのMRIシステム4台が並べて展示され,日立の特長であるオープンMRIのラインナップを来場者にアピールした。日本国内ではすでに発売されている臨床価値の高いアプリケーションを搭載した1.5T MRI「ECHELON OVAL type ORIGIN 5」(ORIGINの米国での名称は「Evolution 5」)について,今回はORIGIN 5の新しいキーコンセプトとなる,幅広いシーケンスに対応した静音化技術,高速撮像,QSM(すべてW.I.P.)を紹介した。

超音波診断装置のエリアでは,大幅に臨床機能を強化した「ARIETTA」の新バージョンNext Solutionsで利用できる“3D Sim-Navigator”(FDA未承認)などのアプリケーションのほか,信頼性指標機能を搭載した“Shear Wave Measurement”(FDA未承認)を初展示した。また,アメリカ現地法人が小型装置「Noblus」と組み合わせて展開するソリューションWhole-Breast Ultrasound「Sofia」(国内未発売),前立腺ターゲット穿刺の「Artemis」を展示した。

CTは,64列/128スライスCT「SCENARIA EX edition」と16列マルチスライスCT「Supria」の2台を展示した。Supriaはアメリカ以外の地域で2013年に発売され,すでに631台の納入実績がある。両装置ともに2015年にFDA承認を受けたことから,アメリカ国内での今後の展開が期待される。

粒子線治療システムについては,メインステージを据えた日立グループヘルスケアコーナーにて,ミニチュア模型やパネルでの展示が行われた。陽子線治療の照射精度を高める独自技術“スポットスキャニング照射技術”や,日米11施設の受注実績を持ち,広がりを見せる日立の粒子線治療システムの現況を紹介している。

ブース正面に並べられたMRIラインナップ

ブース正面に並べられたMRIラインナップ

乳腺超音波スクリーニングに活用される「Noblus with Sofia」

乳腺超音波スクリーニングに活用される
「Noblus with Sofia」

   
オープン&コンパクトな16列マルチスライスCT「Supria」

オープン&コンパクトな16列マルチスライスCT「Supria」

ステージによるプレゼンテーション

ステージによるプレゼンテーション

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