ITEM2014 東陽テクニカ ブースレポート
胸部X線読影支援シリーズを中心としたビューワ製品を中心に展示
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2014-4-21
東陽テクニカ ブース
東陽テクニカは,2013年のITEMで新製品として展示した胸部X線骨組織透過ソリューション「ClearRead BS」シリーズの新たなラインナップや,整形外科デジタルプランニングツール「OrthoPlanner Pro」,デジタルマンモグラフィ画像ビューア「MammoRead」シリーズなどを出展した。(4月11日取材)
●診断精度向上を図る胸部X線骨組織透過
ソリューションClearRead BSシリーズ
ClearRead BSとともに動作する経時差分ソリューション「ClearRead +compare」を胸部X線読影支援シリーズとして展示した。ClearRead +compareは,過去・現在に撮影された2枚の胸部X線画像から骨組織を透過,さらに経時差分処理を施すことにより,経時的に変化があった部分を強調表示する画像を作成する。これにより,わずかな病変の検出を支援し,診断精度の向上や読影時間の短縮などに貢献する。
このほか,救急,病棟,ICU,手術室など院内のさまざまな場面で撮影される胸部X線画像に対し骨組織を透過,さらに医療用チューブの強調により画像観察の手間や労力を劇的に削減する胸部X線医療用チューブ強調ソリューション「ClearRead +confirm」も同シリーズとして紹介した。
●トモシンセシスに対応したデジタルマンモグラフィ画像ビューア「MammoRead」シリーズ
デジタルマンモグラフィ画像ビューアMammoReadシリーズの紹介も行った。国内で流通する全てのメーカーのX線乳腺トモシンセシス画像表示に対応したオプション「MammoRead TOMO」も,すでに多数の施設に導入されている。
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●豊富なインプラントのデータを持つ整形外科デジタルプランニングツールOrthoPlanner Pro
整形外科の手術を支援するOrthoPlanner Proは現在,日本を含めた世界27社以上のインプラントメーカーと提携している。豊富なインプラントデータや各種計測ツールやアウトライントレース機能を搭載する。
●VNA(vendor neutral archive)対応カスタムWebビューワ
「IMS Web Viewer System」
IMS Web Viewer Systemは,院内の各サーバの医用画像を,PCやタブレットなどのマルチデバイス上でDICOMのまま表示できる(DICOM以外の画像も表示可能)VNA環境に対応したビューワ。クライアント端末へのソフトウエアをインストールする必要がない。放射線画像はもちろん,病理,内視鏡,心電図などを同時に参照できる。近日発売を予定している。
●お問い合わせ先
株式会社東陽テクニカ
住所:〒103-8284 東京都中央区八重洲1-1-6
TEL:03-3245-1351
URL:http://www.toyo.co.jp/graphic