ITEM2013 リマージュジャパン ブースレポート
1台の導入で院内・院外画像共有が可能になるMedical Disc Systemシリーズを展示
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2013-4-17
リマージュジャパンブース
リマージュジャパンは,全国450施設以上に導入している医療画像情報ディスク発行システム「Medical Disc Systemシリーズ(MDSシリーズ)」を展示。1台の導入で,院内の複数の端末で画像共有・CD作成が可能になる。また,装置を導入している施設のWeb端末を通じてオンラインでデータのインポート・エクスポートができる。このほか,新しいオプションとして,セキュリティソフト「Trend Micro Safe Lock」,一般社団法人日本IHE協会「PDIチェックツール レベル3」をパネルで紹介した。(4月12日取材)
●全国450施設以上の実績を誇るMedical Disc Systemシリーズ
MDSシリーズは,病院内のDICOM画像サーバに格納された画像をDICOM Q/Rで検索・選択してディスクを発行することができる。ソフトウエアはWebアプリケーションのため,すべてWebを経由してクライアント端末から遠隔操作でディスク発行が可能。1台導入すれば複数の端末から共有できるため,本体は放射線科に設置しておけば受付や外来,CT・MRI操作室で操作しディスクを発行できる。
また,装置を導入している施設間でも,Web端末を通してオンラインでデータのインポート・エクスポートができる。
PET検査や、内視鏡検査などでは、PDI規格に準拠していないJPEG画像が持ち込まれることがあるが,このようなDICOM以外の画像も,患者情報を付加させてDICOM画像に変換することができる。患者情報や検査情報の編集は手入力だけでなく、Modality Worklist Management (MWM)を用いて自動で修正することも可能。ハードウエアは、ディスクアームが縦方向のみに動くため,他社製品と比べて可動部分が少なく,故障率が低い。
「MDS Professional シリーズ」は,3種類50枚、最大150枚のディスクを搭載可能。データ容量を判別し,自動的に最適なメディア(CD/DVD/Blu-ray)に焼き分けることもできる。(Blu-rayはオプション)。
盤面プリンタには、にじまない印刷が可能な特殊な熱転写プリンタを採用。作成直後にさわっても,手が汚れたり,インクが流れたりすることがない。耐久性も強く水に濡れても一切にじむことがなく,長期間経過しても色あせず,患者情報が消えるようなトラブルもなく,安全かつ信頼性の高いディスクの作成ができる。特定の患者のCD発行履歴や特定のユーザーのCD発行履歴など簡単に検索可能。ログの情報は、改ざん不可能な状態で保存されており,CSV形式で書き出して研究や統計に利用することもできる。
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●セキュリティソフト「Trend Micro Safe Lock」
ウイルス対策オプションとして、トレンドマイクロ株式会社のホワイトリスト型セキュリティソフト「Trend Micro Safe Lock」を紹介。日常的なパターンファイルの更新が不要なため,病院内でインターネット接続できない環境にある端末をウイルスから保護することができる。
●「PDIチェックツール レベル3」
日本IHE協会が開発し,リマージュ社が販売している「PDIチェックツール レベル3」を紹介した。同ツールは,データ画像コンテンツファイル群が格納されている可搬媒体(CD-R),または,同等の構成を持つフォルダが「可搬用データ画像(PDI)統合プロファイル」で定められた可搬媒体形式であるかのチェックするものである。
お問い合わせ先:
リマージュジャパン株式会社
メディカルセールス ダイレクター
上級医療情報技師 杉原弘恭
TEL 03-5771-7181
http://www.rimage.co.jp/