ITEM2013 日立メディコ / 日立アロカメディカル 取材速報
日本・海外同時発売となった3T MRI装置「TRILLIUM OVAL」が登場——USアプリケーションRTE,RVSは製品化10周年
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2013-4-13
日立メディコ/日立アロカメディカルブース
日立メディコ/日立アロカメディカルは,RSNA2011以降の展示会で継続して掲げているテーマ「embracing life through innovation」のもと,診断システム,メディカルITシステム,治療システムのカテゴリーに分け,新製品を中心に日立メディコグループの製品群を展開。ブース正面中央に据えられたステージでは,グループ全体の技術を結集してヘルスケアの進歩に貢献していく姿勢をアピールした。
RSNA2012で参考展示され,4月に日本とグローバルで同時発売となった3T MRI装置「TRILLIUM OVAL」が,日本初披露となった。TRILLIUM OVALは,横74cm,縦65cmのワイドボアを持ち,快適性と高画質を両立した同社初の静磁場強度3T MRI装置。4ch-4port独立制御可能なRF照射コイルを採用して高画質を実現するとともに,ワークフローの向上を追及している。
超音波診断装置では,同社が世界に先駆けて製品化したアプリケーション「Real-time Tissue Elastography(RTE)」と「Real-time Virtual Sonography(RVS)」が10周年を迎えることが紹介された。特設コーナーでは,それぞれの開発者である筑波メディカルセンターの植野 映氏 ,東北大学の岩崎隆雄氏 のインタビュー映像が上映されている。
X線システムでは,FPDタイプの透視撮影システム「VISTAシリーズ」から3製品展示され,新製品としてX線透視撮影システム「DIAVISTA」が紹介された。30cm×30cmの視野サイズを持つDIAVISTAは,短時間検査,省スペース・低ランニングコストを実現。検診施設や消化器専門の医療機関を主対象に,4月から販売を開始している。
また,治療ソリューションでは,三次元放射線治療計画システム「Pinnacle3」の新機能として,再プランニングを容易にする“Dynamic Planning”とアトラスベース&デフォーメーション臓器自動抽出“Auto-Segmentation with SPICE”を実装した新しいプラットフォーム「Professional」(フィリップス社製)と,高スループットなIMRT/IGRTを実現する放射線治療装置「TomoHDシステム」(アキュレイ社製)が紹介された。このほか,CT,メディカルIT,核医学,測定装置といった製品群が展示され,多くの来場者で賑わった。
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お問い合わせ先:
株式会社 日立メディコ
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TEL 03-3526-8809 FAX 03-3526-8810
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