ホーム 取材報告 国際モダンホスピタルショウ2012ナナオ(EIZO)—ベッドサイドからPACS,手術室向けのLEDバックライト搭載医療用各種モニタを展示
■ナナオ(EIZO)
ベッドサイドからPACS,手術室向けのLEDバックライト搭載医療用各種モニタを展示
7月19日(木)
ナナオは,PACS,電子カルテ,手術室,病室などそれぞれの用途に向けたモニタのラインナップを中心に紹介した。同社では,すべてのラインナップでバックライトをCCFLからLEDに転換しているが,LEDバックライトによって,低消費電力,輝度均一性の向上,水銀を使わないことによる環境負荷軽減などを実現することを広くアピールしていた。
展示では,LEDバックライトの低消費電力をわかりやすく説明するため,PACS用2MP(21型)カラーのモニタをCCFL(RadiForce RX220)とLED(RadiForce RX240)でそれぞれワットチェッカーに接続して,実際の消費電力を表示させていた。CCFLが61,LEDが49を示しており,約2割の消費電力削減となることを証明していた。
CCFLとLEDの消費電力の違いをワットチェッカーで具体的に表示
そのほか,IVR手術室用の大型モニタ「RadiForce LX600W」や,病棟や透析室向けのアーム式液晶テレビ「Flex View 117」(LEDバックライト搭載,10月発売予定)などを紹介した。
IVR手術室用の60型カラー液晶モニタ「RadiForce LX600W」。操作室側の4MPのカラー液晶との組み合わせのスタイルで提案
新しくLED搭載となったベッドサイド液晶テレビ「Flex View 117」