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“誰でもどこでも簡単に”3D画像を表示するアプリケーションを提供したいというコンセプトに基づいて,これまでのITEMでは3D医用画像処理ソフトウェア「Real INTAGE」をはじめとするINTAGEシリーズをメインに紹介してきました。今回もそのコンセプトは継続しながら,INTAGEシリーズに加え,より用途特化型に展開したアプリケーションとして,脳動脈瘤塞栓率計測ソフト「Neuro Vision」,肺気腫計測ソフトウェア「Lung Vision」,内臓脂肪計測ソフトウェア「Slim Vision」,歯科用DICOMビューワ「Dentist Vision」を展示していることが大きな特長です。(4月18日取材)
昨2008年末に発売された脳動脈瘤塞栓率計測ソフトウェア「Neuro Vision」は,血管撮影装置やCTから得られたDICOM画像から脳動脈瘤の大きさを自動計測し,求めた体積から術後の血管内治療用コイルの塞栓率の評価などが可能である。また,動脈瘤サイズ計測には,複雑な形状の際などに有効な手動モードも搭載されている。
肺気腫計測ソフトウェア「Lung Vision」も昨2008年末に発売された新製品。肺野のCT画像から肺気腫の画像所見である低吸収領域を計測し,患者さんにわかりやすいカラー画像レポートも即座に作成することができる。また,肺野全領域における低吸収領域の面積比(LAA%)だけでなく,体積比(LAV%)も求めることが可能。
内臓脂肪・皮下脂肪面積を計測し,患者さんにわかりやすいレポートを容易に作成できる内臓脂肪計測ソフトウェア「Slim Vision」は,CTで撮影した腹部のDICOMデータを読み込み,画像処理画面で実行ボタンを押すと約1秒で内臓脂肪と皮下脂肪を分離し,それぞれの面積とウエスト長を自動計測する。また,過去の検査結果画像との比較レポートが出力できるため,現在と過去の情報の比較も容易に行うことができる。
今回のITEMで正式発表された歯科用DICOMビューワ「Dentist Vision」は,DICOMデータの読み込み機能を標準搭載した歯科用ビューワ。クロスカット像から傾斜断面を自由に作成できるため,歯軸に沿った断面の作成を容易に行うことができる。発売は今年5月末を予定している。
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