2006 国際医用画像総合展

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ブースリポート
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お問い合わせ先: 株式会社ケイ・ジー・ティー 医用画像部
東京都新宿区新宿2-8-8 とみん新宿ビル
TEL 03-3225-0742 FAX 03-3225-0950 E-mail med-info@kgt.co.jp

ケイ・ジー・ティー

 
Best Solution, Best Partner 〜幅広いニーズに応える3Dソフトウエア製品を提供

満生康一 ビジュアリゼーション事業部医用画像部長
満生康一 ビジュアリゼーション事業部医用画像部長
今回の展示では,病院向けの製品から研究用にも対応可能な製品まで,幅広いニーズに対応できる製品をご紹介しています。当社の主力ソフトウエア製品,「Real INTAGE」は機能を拡張して,血管解析などの解析機能も取り入れました。この製品の特長として,「INTAGE Volume Player(IVP)」という三次元画像のライセンスフリービューワをご提供しているのですが,そのデータを管理するためのIVPサーバを新たにリリースいたしました。また,「Real INTAGE」とほぼ同等の機能で,薬事対応の製品「INTAGE ME」も新製品としてご紹介しています。さらに,最近では臨床だけでなく研究用などで医用画像を活用されたいという病院や大学が増えていますので,「INTAGE Volume Editor」という,3D処理だけに特化したソフトウエアもリリースしています。臨床とは使い方が違いますので,必要最低限の3Dの加工技術を用いて,流体構造の解析や光造形などにも対応したインターフェイスとなっています。(4月7日取材)
●Real INTAGE,INTAGE ME
Real INTAGE

INTAGE Volume Player(IVP)3
DICOM画像を三次元編集するビューワ「Real INTAGE」は,INTAGEシリーズの最上位機種。インテルが提供するCPUの演算機能にダイレクトにアクセスすることで,特殊なハードウエアがなくても高速にVR像が作成できる。平行投影時から内視鏡観察への移行にあたっては画像の再読み込みが不要で,ワンクリックで高速に仮想内視鏡モードへと切り替えることができ,画質についてもユーザーから高い評価が得られている。今回新たに機能拡張し,血管解析などの機能が取り入れられた。また,Real INTAGEで編集した画像データを三次元画像のフリービューワ「INTAGE Volume Player(IVP)3」で読み込めば,複数の汎用PCで,同時利用台数の制限なしに3D画像を見ることもできる。IVPと3D画像をCDに入れて患者に配布したり,病診連携に活用することも可能。新製品のワークステーション「INTAGE ME」は,「Real INTAGE」の機能をほぼそのまま受け継ぎ,薬事対応の製品として販売が開始された。Fusion VR像のデータサイズを,画質を維持したまま1/10に圧縮することも可能である。

●INTAGE Volume Editor
「INTAGE Volume Editor」は,CTやMRIなどの医用画像からボリュームデータを生成し,画像解析の前処理を行う三次元ボリュームデータ処理ソフトウエア。インテルが提供するCPUの演算機能にダイレクトにアクセスすることで,高速にデータを処理することができる。また,撮影装置や部位,症例,組織ごとに最適化されたプリセットが用意されているため,必要な画像を瞬時に得ることができる。血管や脳,臓器などの抽出機能により,例えば未破裂の脳動脈瘤だけを取り出すことも可能で,医工連携による構造解析や流体解析などにも応用できる。
INTAGE Volume Editor

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