ITEM 2008

booth report booth information
   
ブースリポート
ザイオソフト/アミン ザイオソフトのHPへ  アミンのHPへ  
ITEM2008トップへ

お問い合わせ先:
アミン株式会社
東京都文京区本郷2-27-20
TEL 03-5689-2323 FAX 03-5804-4130
E-mail amin@hi-amin.co.jp

過去のリポートがご覧いただけます
2007 2006

新機能を多数搭載し
パワーアップした「ZIOSTATION」

七戸金吾
アミン株式会社
営業企画部マネージャー
七戸金吾 アミン株式会社営業企画部マネージャー

 10周年を迎えたザイオブースでは今回,画像処理機能がさらに充実した医用画像処理ワークステーション「ZIOSTATION」とネットワーク型画像処理ワークステーション「ZIOSTATION System1000」を中心に展示を行っています。特に注目していただきたいのは,新しい冠動脈解析ソフトで,即座に冠動脈の全体像を把握して,最短時間で病変を確認することができます。また昨年,大腸CTが注目されましたが,多い施設では年間約1万件の大腸検査が行われていますので,大腸解析ソフトにも益々注目していただきたいと思います。さらに,Area Detector CT(ADCT)の登場により,従来にない膨大な量のデータが発生することが予想されますが,このADCT対応ソフトも現在開発中です。今回のITEMでは参考出品として,ご紹介しています。(4月6日取材)

 

ブース

ブース内


◆よりスムーズな画像診断業務を実現する「ZIOSTATION」
 大量に発生する画像データを高速に処理し,豊富な機能を搭載した「ZIOSTATION」と,独自のネットワーク技術“Volume GRID”を搭載し,20台以上の汎用PCからの同時アクセスが可能なネットワーク型3Dワークステーション「ZIOSTATION System1000」が中心となって展示された。
  ZIOSTATIONの冠動脈解析ソフトは,データの読み込みから冠動脈の抽出,CPR・ストレートビュー表示,Angio Graphic View表示までがきわめて高速に行えるようになった。冠動脈のフルオート抽出精度がさらに向上し,ワンクリックで細血管まで抽出できる。新機能の“エクステンダー”では,MIP,VR,2Dなどの画像上でマウスボタンを押し続けるだけで,細血管を追加・修正することができる。
 また,大腸解析ソフトでは,腸管の自動抽出や大腸VRエア画像表示はもちろん,歪みの少ない360°展開画像VGP像から仮想内視鏡像までの表示がフルオートで可能。VGP像ではひだの死角がないため見落としのない観察が可能になる。さらに,仮想内視鏡像にCTの断面を重ね合わせたVE+MPR画像表示では,腸管や壁の肥厚,浸潤,リンパ節の情報なども得られるなど,臨床的有用性が高い。
  このほか参考出品として,Area Detector CT(ADCT)の大量のデータを一度に読み込んで処理するソフトウエアが紹介された。全脳の血流解析が可能になり,血流を4D表示し,ボリュームパーフュージョン画像を三次元的に付加することが可能となる。これにより,従来のCTによる形態評価に機能の評価を追加することが可能になると期待されている。
 

冠動脈

ステージ


◆ネットワーク機能がより強化された「ZIOSTATION System1000」でボリュームデータを活用
 ネットワークで接続された汎用PCをクライアントとし,クライアント端末でも高度な解析を行うことが可能なZIOSTATION System1000では,Webでもワークステーション機能が使用できる「VGWクライアント」が紹介された。従来よりもバージョンアップしたVGWでは,インターネットエクスプローラー上でもワークステーションの機能が使用できるので,3D画像作成や骨除去などの画像解析が簡単に行える。新機能「リアルタイムコラボ」は複数のユーザが離れた場所からブラウザ上で同じ操作画面を共有でき,カンファレンスや遠隔読影などに有用。ZIOSTATION System 1000のネットワーク機能でボリュームデータを活用できる環境を実現する。  

VGWクライアント


▲ページトップへ