X-ray
日本での販売は同社初となる,多目的なFD搭載X線透視撮影装置「AXIOM
Luminos d RF」が展示された。海外で販売されている装置をそのまま日本に投入したのではなく,日本のユーザーの声を反映させて日本市場向けに開発されているというのが大きな特長だ。開発コンセプトは"2
in 1"で,X線透視撮影機能と一般撮影機能の両方を併せ持ち,消化管造影のほか,関節腔造影,ミエログラフィ,ERCP(内視鏡的逆行性膵胆管造影),PTCD(経皮経肝胆管ドレナージ),血管造影,腹部一般撮影など多様な検査に対応する。また,広い視野範囲を一度で撮影可能な43×43cmの専用のFDも新たに開発された。安全面にも配慮されており,寝台の高さが最低48cmまで下がるほか,管球や寝台の位置を動かすことができるため,寝台のどちら側からでも患者さんへのアクセスが可能だ。