GEヘルスケア・ジャパン

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healthymagination series 2012
Advanced Report No.1

GEヘルスケアが提供するサービスのこれから
リモートメンテナンスシステム「InSite®」を活用し,業務改善のための解析データを提供

GEヘルスケア(GEHC)のサービスは,Software/Analytics FocusをKey wordとしています。その一環として,修理,点検,保守のサービスデータから,付加価値のある解析データを提供する新たなサービスの確立をめざしています。お客様が業務などの最適化を図るためには,個々の装置がどのように使用されているかの経時的データが必要となります。しかし,お客様自ら経時的データを収集するのは日々の業務フローの中では容易ではありません。簡便に,必要なデータを経時的に収集するツールが望まれます。GEHCでは,常時装置とネットワークで接続されているInSite®を活用し,業務の最適化に貢献できる解析データのご提供も重要なサービスのひとつと考えております(図1)。

図1 InSiteを活用したサービス
図1 InSite®を活用したサービス

血管撮影装置の運用状況を解析,レポートする「Innova Dose Report」

Innova Dose Reportは,(1) 医療機関に設置されたInnovaシステムの使用状況,線量,使用プロトコルなどのデータをInSite®を用いて収集,(2) GEHCの解析アプリケーションで解析,(3) その結果を,毎月リポートにまとめユーザーに通知するサービスです。Innova Dose Reportには,システムごとに月次に作成される「Innova線量リポート」と,1検査の線量が,設定された閾値を超えたときに知らせる「線量通知」があります。

Innova線量リポート
累積線量,面積線量,透視時間,検査タイプ,プロトコルの使用状況を月次に集計し,視覚化されたリポートを作成します。これにより,経時的なトレンドが把握でき,より低線量かつイメージクオリティを満足させる検査タイプ別プロトコルの特定などに役立ちます。また,四半期,月,週ごとの業務サマリ,日別の検査数や使用時間をグラフ化します(図2)。

図2 Innova線量リポート
図2 Innova線量リポート
1回/月にリポートされる1ページ。
このページでは,システムの利用状況,1日あたりの検査数,使用されたプロトコル別の検査の分布を記載しています。

線量通知
各施設の被ばく線量管理運用規定に合わせて,“累積線量”と“透視時間”の閾値が設定可能です。閾値を超えた際には,検査の詳細がレポートされます(図3)。

図3 線量通知
図3 線量通知
あらかじめユーザーが決めた,1日の“累積線量”,“透視時間”の閾値を超えた時に通知。
X線管球の角度別の累積線量マップや累積線量の経過時間などが通知されます。

Innova Dose Reportは,システムごとのリポートを,毎月PDFファイルでご提供する予定です。使用状況・線量のフィードバックを行うことで,ユーザーが手技と被ばく線量の最適化を図るための一助となることを目的としています。

(インナービジョン誌 2012年3月号掲載)

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