Vol. 9 体幹部におけるVolume MRの有用性 MRIはどこまでCTに迫れるか。最先端のVolumeアプリケーションが新たなるパラダイムを構築する。

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第22回腹部放射線研究会が開催

 第22回腹部放射線研究会が6月6日(金),7日(土)の2日間にわたり,つくば国際会議場において開催された。当番世話人を筑波大学人間総合科学研究科先端応用医学応用放射線医学教授の南 学氏が務め,基調講演2題,一般口演63題,ポスター展示72題のほか,企業によるサテライトセミナーやランチョンセミナーなどが行われた。

 金沢大学大学院医学系研究科経血管診療学(放射線医学)教授の松井 修氏が代表幹事を務める本研究会は,消化器,泌尿器,生殖器など腹部の放射線診断に関する学術の進歩と知識の普及,および放射線科医の資質の向上を目的に設立された。病理と画像の対比を中心に,臨床に直結した研究発表の場として発展を続けており,歴代の代表世話人には,腹部放射線領域の第一人者が名を連ねる。

 22回目となった今回は,大阪市立大学大学院放射線医学教室准教授の中村健治氏が「腹部IVRでおさえておくべき画像診断 -ヒアリハットを含めて-」と題して,また,京都医療センター研究検査科の南口早智子氏が「胎盤病理・マクロの基本」と題してそれぞれ基調講演を行ったほか,肝臓,膵臓,子宮・卵巣,腎泌尿器の各セッションには,筑波大学分子病理学の森下由紀雄氏(肝臓),東京大学人体病理・病理学診断の福島敬宜氏(膵臓),東京慈恵会医科大学人体病理学・病理形態学の濱田智美氏(子宮・卵巣),国立精神・神経センター国府台病院臨床検査部の石田 剛氏(腎泌尿器)の4名がそれぞれコメンテーターとして参加し,病理組織の解説や質疑応答などが行われた。

 第23回腹部放射線研究会は2009年6月19,20日の2日間,岡山大学医学部放射線医学教室教授の金澤 右氏を当番世話人に,岡山コンベンションセンターで開催される予定である。

*GEYMSのサテライトセミナーの詳細はこちら

■問い合わせ先
腹部放射線研究会事務局
大分大学医学部臨床医学系放射線医学講座
JSAR@med.oita-u.ac.jp
http://www.jsar.jp/

会場風景 受付風景 ポスター展示
会場風景 受付風景 ポスター展示
     
クイズ症例展示 企業展示の様子  
クイズ症例展示 企業展示の様子


■問い合わせ
GE横河メディカルシステム(株)
担当:松井
TEL 042-585-9249
http://www.gehealthcare.co.jp/



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2005年に日本で初めて薬事承認された3.0T MR「SIGNA EXCITE 3.0T」。世界で唯一の2組(Twin)の傾斜磁場システムを搭載することで、高傾斜磁場強度・高S/Nで、局所精査だけでなく、全身広範囲撮影が可能となった。3.0T装置でありながら、最新型1.5T装置とほぼ同サイズを実現している。

「SIGNA EXCITE 3.0T」
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SIGNA EXCITE HDシリーズの性能をさらに強化・拡張した、Signaシリーズの最上位機種。簡単な操作で高画質を実現し、3D撮像で使用される新たなパラレルイメージング法であるGEM(Generalized Encoding Matrix)によって、撮像時間を延長することなくS/Nを向上させる。
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●お問い合わせ先
GE横河メディカルシステム
カスタマー・コールセンター 0120-202-021
http://www.gehealthcare.co.jp/