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JIRA,定時社員総会および活動報告会を開催

2013-6-11

JIRA平成25年度定時社員総会 活動報告会

JIRA平成25年度定時社員総会 活動報告会

一般社団法人日本画像医療システム工業会(JIRA)は6月3日(月),KKRホテル(東京都千代田区)において平成25年度定時社員総会および第2回JIRA活動報告会を開催した。総会では,平成24年度決算案の承認に関する件ほか2議案,報告の項目としては平成24年度事業報告と平成25年度事業計画および平成25年度収支予算が審議・議決された。そして,平成25年度JIRA活動基本方針として(1) 新産業創出のための環境整備,(2) 国際化の推進,(3) 産業成長のための積極的な施策提言活動の推進,(4) 中小・IT企業会員を主体とした企業振興活動の充実,(5) JIRA基盤活動の充実と事業拡大に向けた活動強化の5項目を推進することを確認し,総会は終了した。

第2回JIRA活動報告会では,全体の活動報告を行った前回(第1回)とは違い,平成24年度の重点項目を中心に報告が行われた。各報告に先立ち,ITEM2013にて発表された「JIRA画像医療システム産業ビジョン2020 」(医療機器産業界を取り巻く事業環境変化に鑑み2020年の画像医療システム産業の姿を想定した将来ビジョン)が,小松会長より会員に向け説明された。

次に,5月24日に閣議決定され通常国会に提出された薬事法改正について報告された。JIRAを含めた各医療機器工業会からの要望や,薬事法等を一部改正する法津案要綱が説明され,実運用に向け今後の対応が急務であるとした。また,正式名称は,「医薬品・医療機器の品質,有効性及び安全性の確保等に関する法律」となるとした。

続いて,医療用ソフトウェアの取り扱い検討活動について,関連3工業会(3J:JAHIS,JEITA,JIRA)による基本的な考え方や,医療用ソフトウェアに関する研究会での検討結果を報告し,今後の課題としてガイドラインの具体化,リスクマネージメント,リスク分析,人材育成を挙げた。

平成26年の診療報酬改定に向けては,JIRAの要望書の骨格とも言える3保証((1) 安全保障,(2) 精度保障,(3) 運用保障)のそれぞれについて,および相関関係についてが説明・報告された。

さらに,国際標準化,海外産業団体と協調して設立したDITTAと国際展開,企業振興活動と,合わせて6つの重点項目とトピックスが報告され,第2回JIRA活動報告会は終了した。

 

●問い合わせ先
一般社団法人 日本画像医療システム工業会
事務局
TEL 03-3816-3450
http://www.jira-net.or.jp/

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