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RSNA2023 シーメンス - 核医学 TOF時間分解能178psを有する新型半導体PET/CT「Biograph Vision.X」を披露

2023-11-29

178psのTOF時間分解能を達成した半導体PET/CT「Biograph Vision.X」(薬機法未承認)

178psのTOF時間分解能を達成した
半導体PET/CT「Biograph Vision.X」
(薬機法未承認)

RSNA 2023 核医学

Siemens Healthineers(シーメンス)は,PET/CTの最新機種となる「Biograph Vision.X」(薬機法未承認)を披露した。SNMMI 2023で発表された最新鋭の半導体PET/CTで,RSNA 2023の時点では世界最速となる178psのTOF時間分解能を達成。従来機種「Biograph Vision」の214psから大幅に向上している。TOF時間分解能が向上したことにより,ノイズが大幅に低減し,病変の検出能も高くなる。これにより,撮像時間の短縮や薬剤の投与量の低減が可能となる。Biograph Visionのユーザーは,オンサイトでのバージョンアップも可能になる。日本国内での販売をめざしており,その準備が進められている。

一方,SPECT/CTは,2022年に発表した「Symbia Pro.specta」のスケールモデルを展示した。寝台にはベッドサイドルーラがついており,検査担当者はコンソールに移動することなく,ベッドサイトで撮像範囲を設定することが可能。検査の効率化を支援する。また,リストモードでの画像収集が可能となり,体動補正などをせずに自動で呼吸同期撮像を行える。

ベッドサイドで撮像範囲を設定可能な「Symbia Pro.specta」

ベッドサイドで撮像範囲を設定可能な「Symbia Pro.specta」

 

リストモード収集によって心臓検査での有用性が期待される「Symbia Pro.specta」

リストモード収集によって心臓検査での有用性が期待される「Symbia Pro.specta」


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