2022-11-30
デモンストレーションで性能をアピール
RSNA 2022 US
Philips(フィリップス)の超音波診断領域は,据え置き型や携帯型など幅広いソリューションを展開している。ブースでは,高性能で高度な自動化技術を搭載した据え置き型ハイエンド装置「EPIQ Elite」や携帯型装置「Lumify」が展示され,多くの来場者がデモンストレーションを通じてその性能を体験した。EPIQ Eliteは,3Dデータを取得して解析することで,大動脈瘤を3Dモデル化し計測する「AAA Model」や肝脂肪定量化ツール「Liver Fat Quantification」などの多彩なツールにより,幅広い領域に対応する。一方,Lumifyは3種類(セクタ,リニア,コンベックス)のトランスジューサが選択可能で,高画質かつ迅速な診断をサポートする。
さらに,新製品の「Compact 5000」シリーズが発表された。また,医療従事者同士の遠隔環境でのコミュニケーションが可能な「Collaboration Live」も紹介された(いずれも薬機法未承認)。Collaboration Liveは,米国など一部の地域限定でローンチされており,米国内ではすでに約100施設で導入されている。